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マレーシア 国家

 

マレーシアの人々はとても明るく、初対面の人に対しても非常にフレンドリーです。イスラム国家のため日本人には馴染みがない文化と臆せず、マレーシアの基本的な事を理解し、積極的に交流してみましょう!

 

 

 

“マレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部・サバサラワク州から成ります。国土の約60%が熱帯雨林で覆われています。

 

人口約2830万人のマレーシアは、マレー系・中国系・インド系、
そして多数の部族に分けられる先住民族で構成されています。
他民族の共存は独特な文化を生み、マレーシア独自のエキゾチックな魅力を生み出す事に。
また、整備されたリゾート地、南国の熱帯雨林、美しい島々、神秘的で荘厳な山々、
近代的な都市など観光資源に溢れる国でもあります。

 

 

マレーシアをもっと知るキーワード

 

【首都】クアラルンプールが首都。

 

 

【国花】ハイビスカス。ハイビスカスの5枚の花びらはマレーシア国是を表しています。
①神への信仰
②国王及び国家への忠誠
③憲法の遵守
④法による統治
⑤良識ある行動と徳性。また花の赤い色は勇気を表すそうです。

 

 

【宗教】マレーシアの国教はイスラム教です。マレー系を中心に広く信仰されています。
中国系は仏教、インド系にはヒンドゥー教が多く見られます。
比較的穏やかな見解で信仰されているため、非イスラム圏のムスリムは
マレーシアのイスラム見解に従うことが多いようです。
また、断食の際には学校でも配慮がなされ、
非イスラムが食事中はムスリムが別の教室で自習をするなど上手く配慮がされています。

 

 

【国旗】マレーシアの国旗は1963年9月16 日に制定されました。
国旗の左上に記された月と星はイスラム教の象徴です。
赤と白で描かれた線はマレーシアの13の州と首都クアラルンプール(KL)をあらわしています。
1965年にシンガポールがマレーシアより分離独立しましたが、国旗のデザインは変更されず、
1974年にクアラルンプールが連邦直轄地域になるに伴い13州とプトラジャヤを表すようになりました。

 

 

 

 

【言語】国語、唯一の公用語はマレーシア語とされていますが多民族国家のため、
華人の間では中国語、インド系ではタミル語が母語となる場合が多いようです。
そのため準公用語を英語としており、観光地や市内等では問題なく英語が通じます。
日本人は生活においても英語で生活する方が多いです。

 

 

【リゾート】代表的なリゾートにペナン島、ランカウイ島、ティオマン島、パンコール島、レダン島、ボルネオ島、キャメロン高原、ゲンティン高原などがあります。

 

 

【ルックイースト政策】マレーシア第4代首相のマハティール首相が、
当時日本と韓国の集団主義と勤労倫理を学ぶべきと国民に対し提言しました。
その呼称を「ルックイースト政策」と呼ぶようになりました。

 

 

【国王】マレーシアにも国王がいます。ただし世界でも珍しく世襲ではなく選挙で選ばれます。
任期は5年です。

 

 

【経済】資源が豊富でゴムのプランテーション、錫の採掘、天然ガスの掘削が良く知られています。
他に観光業が盛んですが、2020年に先進国入りをすると言う「VISION2020」
を掲げて以降は農作物、鉱物の輸出、観光業に依存する経済の体質から脱却を目指し、
工業化とIT政策に力を入れています。

 

 

【民族】マレーシアは多民族国家です。人口比はマレー系65%、華人系25%、
インド系8%の順で成り立っており、その他民族間における混血の民族のコミュニティーがあるため、
文化も実にバラエティー豊かです。

 

 

【世界遺産】文化、自然共に豊富なマレーシアには4つの世界遺産があります。
文化遺産として登録されているのがマラッカ海峡の歴史的都市であるマラッカとジョージタウン。
自然遺産として登録されているのがキナバル自然公園、グヌン・ムル国立公園です。

 

 

【祝祭日】それぞれの文化を尊重する形で祝祭日があります。
宗教的祝日はそれぞれの暦で決まるため、下記は0000年の祝日となります。

 

1月1日 新年
2月3日 チャイニーズニューイヤー
2月4日 チャイニーズニューイヤー
2月15日 ムハンマド聖誕祭
5月1日 メーデー
5月17日 ウェサックデー
6月4日 国王誕生日
8月30日 ハラリヤ・プアサ
8月31日 ハリラヤ・プアサ
8月31日 国家記念日
9月16日 マレーシアデー
10月26日 ディーパバリ
11月6日 ハリラヤ・ハジ
11月7日 ハリラヤ・ハジ
11月27日 イスラム暦新年
12月25日 クリスマス

 

 

【服装】マレーシアは赤道近くに位置し、熱帯雨林気候となるため一年を通し暖かい気候です。
どの季節においてもスコールと呼ばれる一時的な雨が降りますが、
一日中雨が降り続く様なことはありません。
外の気候は非常に暖かいのですが、公共施設、デパートなどの冷房が強いため、
ショールや薄手のカーディガンを常備する事をお薦めします。
また、マレーシアはイスラム国家ですが、旅行者や非イスラムへの服装の制限はありません。
但し、コタバルなどマレー半島東海岸などの地方では宗教色がかなり強くなるため、
極端な露出は避けた方が無難です。モスクや寺院などでは肌の露出は禁じられています。
予め露出を控えた服装をしておきましょう。スカーフなどは貸し出しも行っています。

 

 

【時差】マレーシアの時間は日本に比べて一時間遅れています。
日本が16時の時、マレーシアは15時です。サマータイムはありません。

 

 

【通貨】マレーシアの通貨はリンギット(MYR)と呼ばれます。補助通貨はせん(SEN)。
1リンギットは約27円ですが、為替は毎日変わるため、
日本からの生活者はリンギット×30倍で暗算される方が多いです。

 

 

【両替】空港、銀行、ホテル、公認両替商など市内には多く両替所があるため、
便利に利用いただけます。ホテルなどでは手数料が高い場合が多いため、
街の公共両替商などを利用すると良いでしょう。
☆現在エアアジアなどが発着するLCC格安航空専用空港からマレーシアに入国する際、
出口ゲートを出てから両替所を探すのが困難です。
預けた荷物を受け取る場所(baggage claim area)で両替を済ませておくことをお勧めします。
☆地方空港に深夜到着する場合、両替所が閉まっている可能性があるので、
その場合はクアラルンプールで乗り継ぎの際に両替を済ませておくことをお勧めします。

 

 

【クレジットカード】観光客が利用するような施設、ホテル、ショッピングセンターなどでは、
おおよそ問題なくクレジットカードの使用が可能です。ホテルのチェックインの際はクレジットカードの提示を求められることが多いため、クレジットカードを持っていると便利です。クレジットカードを持っていない場合は、
ホテルの宿泊の際に一定の現金をデポジットとして預けなければならない場合があります。

 

 

【消費税】マレーシアの税金は内税となりますので、消費税(外税)はありません。
ただし、レストランやホテルなどでは5パーセントのサービスチャージが請求される事が多いでしょう。
☆ラブアン島やランカウイ島は免税となります。

 

 

【飲み水】水道水はそのままでは飲料に適していません。
煮沸により飲料として利用できますが、旅行者の方や海外の水が合わない方には
ミネラルウォーターをお勧めします。日本に比べてミネラルウォーターは安いです。
☆500mlのミネラルウォーターの参考価格 国産1リンギット 輸入品3リンギット

 

 

【お酒】マレーシアはイスラム国家ですが、国民全員にお酒を禁じているわけではありません。
イスラム教以外の方は中華系レストランやバーなどで問題なくお酒を飲む事ができます。
コンビニやスーパーなどでもお酒は購入可能です。
ただしイスラム教ではお酒を飲んで酔う事が禁じられているため、
マレー系のレストランや屋台ではお酒を取り扱っていません。
またマレーシアではお酒にかかる税金が高いので、1リットル以内のお酒は免税で持ち込むことをお勧めします。

 
【チップ】マレーシアでは基本的にチップの習慣がありません。
ただし気持ちの良いサービスを受けたときにチップを渡すと大変喜ばれますので
時によってスマートに渡せると良いでしょう。

 

 

【公共ダイアル】
非常緊急(警察・救急) ℡994
非常緊急(消防) ℡999
国際電話申し込み ℡108
市外通話申し込み ℡101

 

 

【マレーシアの電圧・電気】
マレーシアの電圧は220vで周波数50Hzとなります。
日本の家電製品をマレーシアで使用する場合は100v/220~240vと表示されている
変圧器を使用しましょう。
また、変圧器にも各種クオリティーがあるため、精密機器等で利用する場合は注意しましょう。
パソコンやデジタルカメラなどは、現在日本で購入されたものであっても100v~240vに
対応しているものがほとんどなので、変換プラグのみでの使用が可能です。

 

 

【トラブルと病気の場合】
外国の中では非常に治安の良いマレーシアですが、慣れない土地でトラブルに巻き込まれた場合
以下の施設にすばやく連絡をしましょう。

 

クアラルンプール
在マレーシア日本国大使館
Embassy of Japan
所在地: 11 Pesiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur
電話:03-2142-70414
FAX:03-2167-2314

 

コタキナバル
在コタキナバル総領事館
Consulate-General of Japan
所在地:18th Floor, Wisma Perindustrian, Jalan Istiadat, Likas 88400 Kota Kinabalu, Sabah
電話:088-254-169
FAX:088-236-632

 

ペナン島
在ペナン総領事館
Consulate-General of Japan
所在地: 28th Floor Menara BHL, No51 Jalan Sultan Ahmad Shah,10050 Penang
電話:04-226-3030
FAX:04-226-1030

 

【日本語対応可能な病院】

 

Siam darby medical Center
(旧スバンジャヤ メディカルセンター)
所在地:1, Jalan SS12/1A, Subang Jaya, PJ47500 Selangor
電話:03-5634-1212
FAX:03-5630-6075

 

Pantai Medical Center
(パンタイ メディカルセンター)
所在地: No8, Jalan Bukit Pantai,59100 Kuala Lumpur
電話:03-2296-0888
FAX:03-2282-3520

 

Greneagles Intan Medical Center
(グレンイーグル インタン メディカルセンター)
所在地:No282 & 286, Jalan Ampang , 50450 Kuala Lumpur
電話:03-4257-1300
FAX:03-4257-9233

 

Japan Medicare Clinic
(ジャパン メディケア クリニック)
所在地:107 & 109 Jalan Maarof, Bangsar,59000 Kuala Lumpur
電話:03-2287-0988
FAX:03-2287-0968