赤道に近いマレーシアは、年間を通じて暖かい亜熱帯気候となっています。平均気温は27℃〜33℃。ビーチリゾートの乾期では毎日30℃を超えますが、国内の高原リゾートなどは涼しく、常春の気候となっており、朝晩はジャケットが必要なこともしばしばあります。国内の季節は乾期と雨期にわかれており、雨期には毎日夕方頃に激しいスコールが降ります。雨期でも1日中雨が続くことはまれで、雨期のスコール後の夜は涼しく快適です。
年間を通してベスト
マレー半島西海岸及び南部では1年を通して旅行が楽しめる。 雨季も一日中雨が降っていることは少ない。
クアラルンプール ・イポー・ペナン・マラッカ・ジョホール
雨期以外のシーズンがオススメ
マレー半島西海岸のランカウイやパンコール島・ペナン島のリゾートも一年中楽しめるが、雨季(12月〜2月)は雨が多くなるので、海を満喫するなら乾期がオススメ。
ランカウイ・パンコール
東マレーシア 東マレーシアでは、10ー3月にかけて、北東モンスーンの影響で、雨が多くなるが、年間を通してダイビングは可能。
コタキナバル・サンダカン
雨期クローズ
マレー半島東海岸では10月から3月にかけて北東モンスーンの影響を受け雨が多い。洪水も頻繁に起きており、ダイビングもできず、宿泊施設などもクローズする。
レダン島 ティオマン島
マレーシアで注意したい季節
ヘイズ
マレーシアでは主にインドネシアの焼畑農業などの影響で、ときにヘイズと呼ばれる大気汚染が起きる。ヘイズ中は大気が焦げ臭い匂いになり、視界も煙で見えにくくなる上、健康上も良くない。指数が高い時期には学校が休校になったり、フライトがキャンセルされたりすることも。
【毎日のヘイズ指数】
http://www.malaysia-magazine.com/haze.php
マレーシアでの服装はT-シャツ・ズボンの軽装。日中は強い日差しのため、帽子やサングラスは必須。逆にショッピングセンターやレストラン、電車内は冷房が強いため、ジョールや薄手のジャケットなどを持参した方が無難。ゲンティンハイランド、キャメロンハイランドなどの高原では、厚手のトレーナーや首を覆うショールなどがあると快適に過ごせる。
また、気候とは別にイスラム教色が強い東海岸エリアなどでは、ムスリムに配慮し、短パンや肌の露出が多いワンピースなどは避けたほうが無難。観光客が多い都市部では、各民族が自由にファッションを楽しんでいる。都市部のホテルやリゾート地では、ビキニを着て日光浴を楽しむ旅行客も多い。他にモスクなどに観光で訪れる場合は、モスク内でローブをレンタルしているので、軽装で訪れても可。男性の場合は膝より上のショートパンツを着用している場合、ローブの着用を求められる。