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【地域情報】マレーシア・コタバル

 

「コタバル(マレー語表記)」はクランタン州の州都。マレー半島東海岸側に位置します。人口の多くはマレー系であり、コタバル市民の93%はイスラム教徒です。そのため多くのモスクがあり、マレーシアの中でもイスラムの宗教色が強い地域として知られています。

 

またクランタン州での休日は他と違い、金曜日と土曜日です。イスラム色が強い地域のためスーパーマーケットなどではお酒の販売はしていません。大っぴらに飲酒するのは控えましょう。しかしバーや中華料理屋ではお酒の販売をしています。

 

見どころ

 

コタバルはマレーシアのイスラム教を理解するには最適な場所です。西洋文化の影響を受けていないショッピングモールやお店が多い地域でもあります。

 

 

コタバルは、文化に富んだ場所で、マーケットやモスクが多くあるのも特徴です。街の中には多くの博物館や、王宮パレスがあり、街の中心部には、かつて王族が住んだ建物も残っています。

 

また、地形的にタイと距離が近く、コタバルを含むクランタン州は19世紀後期までシャム(現在のタイ)の支配下にあったため、シャム文化の影響が残る仏教の寺院もあります。ポティヴィハン寺にある寝仏像は有名です。

 

 

歴史

 

シャム(現在のタイ)支配下からの解放をへてコタバルは19世紀終盤に設立されました。設立前は「クアラ・クランタン」として知られていました。

 

市内交通

コタバルには公共交通網が少なく、電車が通っていません。ローカルバスや長距離バスは、「セントラルバスステーション」から出ています。そのほか、長距離バスは「インターステートバスターミナル」から出ています。

 

バスの料金は距離によって変化し、観光地として有名な「ワカフバハル」まではバス19番、または27番で2リンギット、「ランタウパンジャン」まではバス29番で5.10リンギット、「ツンパット」まではバス19番で4リンギットとなっています。
また、グラブやタクシーも使用でき、事前にホテルでタクシーをチャーターすることも可能です。

 

治安

コタバルの治安は良く日中の外出は問題ないが、夜の一人での外出は避けた方が良いでしょう。

 

主な観光地

The Grand Renai

 

クランタンでぜひ訪れたいユニークなモスク2選

 

コタバルへのアクセス

2018年5月現在、日本からコタバルへの直行便は就航していません。
クアラルンプルーからコタバルまでは長距離バス、または飛行機で向かうことができます。
バスであればクアラルンプール郊外のTBSターミナルから約9時間半、値段はRM44から。
飛行機はKLIA2からエアアジアで1時間、またはKLIAからマレーシア航空で55分、スバン空港からマリンドエア、ファイヤーフライで1時間5分で向かうことができます。