マレーシアのクアラルンプールは東南アジアきっての観光地。楽しい博物館やアトラクションに溢れています。その中でも私がお気に入りの3つの施設をご紹介します。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)
クアラルンプールにはまだ知られていない穴場観光スポットがたくさん。今回はそんな中から3つの施設をご紹介します。
屋内型アトラクションの最新スポットである「Hauntu」は脱出ゲームとお化け屋敷を融合した没入型アトラクションです。アトラクションでは、実際に物語の登場人物(役者)たちと会話をしながら脱出ルートを探します。
富士急ハイランドの「戦慄迷宮」のようにホテルの中を歩き回りますが、日本のお化け屋敷と違うところは、役者と協力して出口を探すこと。驚かすだけのお化け屋敷とは一味違います。脱出ゲーム&RPG要素が詰まっている今まで体験したことのない没入型アトラクションでした。ミステリー系演劇の主役になった感覚で楽しめるので、演劇好きの方に強くおススメします。
はじまりはホテルのロビー。1957年、ムルデカ・デー(マレーシアの独立記念日)の深夜1時。ホテルのチェックインを済ませて自室へ向かうと不思議な体験がはじまります。奇妙なホテルの客たちと力を合わせて無事に脱出できるでしょうか。
ちなみに、私は英語が一切話せないので役者さんとの受け答えは全て日本語。仲間に大爆笑されながらとても楽しく進みました。英語が話せると深くストーリーを知ることができますが、カタコト英語でもホテルの客たちはちゃんと助けてくれます。
あとで別のチームから話を聞くと、私とは違う登場人物と出会い、異なる演出を体験していました。会話の選択によって細かくストーリーが分岐するようです。ただ脅かすお化け屋敷ではないところが斬新です。
最大利用人数は10名。利用料金は1人RM58、所要時間1時間以上。
HAUNTU
2-9, Level 2, The LINC KL,
360 Jalan Tun Razak,
50450, KL
Nearest LRT station: Ampang Park LRT Station
MONDAY – FRIDAY(11am – 11pm)
SATURDAY (11am – 11pm)
SUNDAY (11am – 11pm)
クアラルンプール駅から徒歩8分の場所にある「マレーシア王立警察博物館」には、マレーシア警察の歴史展示があります。館内での写真撮影は禁止されていますが、今回は取材許可をいただき、特別に撮影しました。
博物館は1958年の設立当初、警察訓練センター(PULAPOL)内にありました。はじめは、警察訓練生用の教材として犯罪証拠を展示保管するための施設でした。1961年1月9日、警察博物館として改築。その後、建物の老朽化と増え続ける展示品の保管のために博物館の移転が決定しました。現在の博物館は1999年に完成し一般公開されました。
館内のギャラリーはA、B、Cの3部屋。マレーシアの警察の歴史に関する展示のほか、建物の外には、実際に使用されていた装甲車や船舶などの大型展示があります。本物の警察資料を観覧できる世界でも珍しい博物館です。
入場無料、月曜定休、10時から18時まで。公式ウェブサイトは閉鎖中。
所在地: 5, Jalan Perdana, Tasik Perdana, 50480 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
ペトロナスツインタワーにほど近い位置にあるMATICでは、無料のダンスショーが観覧できます。先日見たのは、マレーシアの民族、マレー系・華人・インド系のダンスとサバ、サラワクの少数民族のダンスショーの公演。常駐のダンスチームとは別に、マレーシア国内を巡業しているダンスチームがいます。ショーは、月曜日から土曜日の午後3時。
Malaysia Tourism Centre (MaTiC)
109, Jalan Ampang,
50450, Kuala Lumpur,
Malaysia.
Website: http://www.matic.gov.my
Operation Hours (Mon-Fri):
7.30 am – 5.30 pm
Tourist Information Counter:
8.00 am – 10.00 pm