Warisan Pahlawan Resort

 

まだほとんど観光客に知られていないトレンガヌ州。イスラム教が東南アジアで初期に伝来したとされ、伝統的な文化が数多く残っています。ここは、伝統的な家屋を集めたリゾート。宿泊も可能ですが、日帰りで見学にいくのもオススメです。（マレーシアマガジン＝野本響子）

 

「Warisan Pahlawan Resort」はクアラ・トレンガヌの伝統的な家屋を集めたリゾート。地元に住むアンティークの収集家が集めた古い家を集めて公開しています。敷地には、伝統的なマレースタイルの家が11棟。うち２棟はオリジナルで、残りはレプリカです。

 

 

オープンは2010年。ここでは民宿のようなスタイルの「ホームステイ」も行なっており、現在35部屋を一般に開放して宿泊できます。素朴な高床式の木の家は、内部に入るとひんやりしていて居心地が良いです。部屋は素朴ですがバスタブのある部屋もあります。

 

 

家屋には、マレーシアの「チェンガル」（cengal）という名前の木を使っています。屋根の形が特徴的です。それから、釘を使わないスタイルで木を組むことで強度を実現しています。彫刻が特徴的で、スリットのように穴を開けて、外気を取り入れているそうです。

 

 

敷地内にはプール、木工作業所も。事前に手配しておけば、木材の加工やマレーの伝統衣装のデモンストレーションも見ることができます。裏側は森に囲まれており、フルーツのなる木も多く、ドリアン、マンゴスチン、ランプータンなどがなっているところが見られました。

 

 

ここには小さなレストランがついており、食事の手配も可能。オススメはクアラ・トレンガヌに特徴的な「Sayur kulut rambai」という野菜とフルーツの和え物。

 

 

日帰りでも宿泊でも楽しめる施設です。

 

 

今回は、トレンガヌ観光局の招待で行きましたが、興味ある方は、「Go Nature」に問い合わせて欲しいとのことです。英語のわかるマイクさんという方がいます。
Go Nature (Mike）
017-910 9945

https://www.facebook.com/GoNature.Travel/

http://beautifulterengganu.com/what-to-do/

 

No. 22 Jalan Kampung Pulau Kudat Kuala Berang Terengganu 21700