今回はアンパンにあるイタリア料理店Saporeさんのご紹介。イタリア南部プーリア州出身のシェフが「伝統的なお料理」にこだわる、マレーシアにはめずらしいお店です。(編集部Y)
グルメなチャイニーズに評判のSaporeさんで、お食事してきました。
イタリアン&地中海料理の本格派レストランです。
場所はアンパン。ジャランアンパンとMRR2が交差する近く、住宅街隣のショップロットの並びにあります。専用の駐車場は2台。車で行くときは電話予約をしてパーキングのキープをお願いすると良さそうです。
落ち着いた雰囲気の店内。キャンドルの置かれたテーブル席のほか、カウンター席もあります。メニューはこんな感じ。シンプルなメニューでお料理の想像がつきやすいのでオーダーもしやすいですね。セットメニューはその内容がきちんと表記されていました。ワインもたくさん揃えられています。
最初に頂いたのはフォカチャ。
伝統的なレシピで毎朝焼いているそう。程よいもっちり感と塩気、ほのかな香ばしさが食欲をそそります。
次にパプリカのサラミ。クセの無い食べやすいお味。お酒が飲みたいですね。見た目もすごくキレイです。
そして、ベビーオクトパスのトマト煮。
煮込まれていたタコのやわらかさにびっくり!濃厚なのにしつこくなく、スプーンを口に運ぶ手が止まらなくなってしまいました。トマトスープが苦手な子どもでもイケるのでは?と思います。
ブルスケッタも頂きました
こんな風にサーブしていただくと、テンションがあがりますね。バケットはやわらかめ。やっぱり生ハムとトマトの相性ばっちりですね。
メインに頂いたのは、パスタ。カルボナーラがオススメと聞きオーダー
写真で伝わるでしょうか?こんなにさっくさくのポークチップは初めて食べました。グランチャーレという豚のほお肉の脂身の塩づけだそうです。ソースはペコリーノ・ロマーノというヤギのミルクから作ったチーズを使っているそう。日本人の想像するカルボナーラとは違って、イタリアの伝統的なレシピを忠実に再現したかなりの本格派です。パスタの茹で具合はもちろん最高。黒胡椒もちょうど良い感じ。少し塩気が強い大人の味です。せっかくなのでグランチャーレのお写真も。
ちなみにこんな写真も撮らせてくださいました!子豚のロースト。低温で12時間焼いたあと3時間程度かけて乾燥させ、最後に高温で焼き上げることで、パリッパリのクリスピーな一品に仕上がるそうです。子豚とはいえ、なかなかの迫力。大きさをお伝えするためフォークと撮ってみました。
最後にデザート
バニラクリームブリュレを頂きました。これまたお洒落な感じでサーブしていただけます。
プレートが大きいのでクリームブリュレが小さく見えるかもしれませんが、そんなことないです。このプレートかなり大きいのでボリュームもばっちり。お口の中でほどける甘さに幸せな気分に浸れます。添えてあるフルーツが良いアクセントに。
最後に少し、シェフとお話することができました。イタリア南部プーリア州の首都バリ出身のファビオ氏です。とにかく他のお店では味わえない「伝統的なお料理」にこだわられているとのこと。その意気込みは、お料理を通じて充分伝わってきます。
ランチはだいたい一人50RM程度が目安です。.「こんなに本格的なイタリアン・地中海料理をこの価格で味わえるなんて最高!」というのが率直な感想。アルコールメニューも豊富で、デートに最適ですが、シェフいわく家族連れも歓迎とのこと。時間をかけてゆっくり食事を楽しみたいときにオススメ。記念日の利用にも良いかもしれません。
【Sapore】 の基本情報はこちらから↓
http://www.malaysia-magazine.com/kl/gourmet/Sapore/