icon-planeマレー料理 | グルメブログ「おいしいマレーシア」

 

シークレット・レシピはマレーシア発のポピュラーなレストラン。もともとはチーズケーキが有名だったが、フードメニューも増え、姉妹店も登場するなどラインアップも増えている。カップヌードルでおなじみ「シンガポール風ラクサ」もここで食べられる。(マレーシアマガジン =かりわめぐみ)

 

シークレット・レシピ(Secret Recipe)はマレーシア国内に多くの店舗があるファミリーレストラン。一度は見かけたことがあるのではないだろうか。チーズケーキが有名なカフェだが、実はフードメニューが豊富なレストランだ。

 

ここでは、マレーシアのご当地ヌードルの「ラクサ」を食べられることをご存知だろうか。同じラクサでも、土地によって麺もスープも全く違う。今回は、ご当地ラクサを中心にシークレット・レシピを紹介する。

 

 

「カップヌードル シンガポール風ラクサ」の本物を訪ねて

 
私がなぜシンガポール・ラクサを探しているかというと、日本で販売されている、「カップヌードル シンガポール風ラクサ」の本物を食べてみたいという理由だ。あいにくシンガポールへ行く予定がないので、クアラルンプールでシンガポールラクサを食べられるお店を探してみた。そして、行きついたのがこのシークレット・レシピだった。

 

ヌードルの種類が多い

 

 

ラクサのメニューは、イポー・フォーファン(RM 18)、ペナン・アッサムラクサ(RM 18)、ベトナム・ビーフヌードル(RM 21.50)、シンガポール・ラクサ(RM 21)など。他にも、カリー・ミー、トムヤム・ヌードル、スペシャル・ビーフヌードルなどがある。

 

 

シンガポール・ラクサは、ココナッツと海老出汁のクリーミーなスープに、食べ応えのあるもちもちの米麺が入っている。辛さはなく、海老出汁なのにさっぱりとしている。スパイシーさは控えめで、シンプルな味わいだった。具材は海老、もやし、厚揚げなど。念願かなって、「カップヌードル シンガポール風ラクサ」の本物を食べることができた。

 

パスタやラザニアも

 

 

ラクサやサテ、ナシ・アヤムのマレーシアフードのほかにパスタやラザニアもある。ラクサを食べたい時はどうしてもローカルなお店になるので、マレーシアの味に慣れていないとお店選びが難しいことがある。洋食メニューがあると、辛い物やローカルフードが苦手な友人との食事にも重宝する。

 

 

人気のチーズケーキは北海道チーズケーキやニューヨークチーズケーキ、半熟チーズケーキなど。ケーキのテイクアウト用の箱がケーキが偏らない仕組みで感動した。

 

クアラルンプール中心地の店舗は、「スリアKLCC」「アベニューK」「パビリオン」など主要モールに店舗を構えている。

 

「シークレット・レシピ(Secret Recipe)」

http://www.secretrecipe.com.my/

 

投稿日:2019/01/30  Posted in マレー料理 | Leave a comment

 

「Ali, Muthu & Ah Hock Kopitam」はちょっと変わった名前のマレーシア料理レストラン。その名の通り、マレー系、中華系、インド系のすべての料理が楽しめる。人気のナシ・レマは上品で香ばしい味。ぜひ試してみたい。(マレーシアマガジン=野本響子)

 

マレーシアを代表するマレー人、インド人、中国人の3人のキャラクターが特徴のマレーシア料理レストラン。

 

 

中華街の喧騒から少し離れた、Pasar Seni駅からも程近い、Balai Polis通り沿いにあり、観光ついでに立ち寄るには便利なロケーション。3人のキャラクターが描かれた看板が目印。日本人が多いアラ・ダマンサラにも支店があり、このマークを見たことがある人も多いのではないだろうか。中に入ると、典型的なマレーシアの中級食堂という風情だが、昼時は人でいっぱいだ。

 

一見、普通のマレーシア料理店なのだが、名前の通り、メニューには、マレー、中華、インドの各種料理が並ぶ。

 

 

なかでも一番人気はナシ・レマ。手間をかけて炊いたお米と、特製のサンバルが特徴。個人的にはここのお米の炊き方が好み。ご飯粒が一つ一つ立っていて、ココナッツの香りも爽やか。ここのナシ・レマはピーナッツの香ばしさもポイント。中央のキッチンで調理、各店に配ると言うサンバルも上品な味だ。ナシ・レマ好きは是非試して見て欲しい。

 

 

付け合わせには鶏肉がほろほろ柔らかく香ばしいカレーチキンもオススメ。プラウンミーはさっぱりした味で、辛さも控えめ。こちらも海老の臭みが少ない上品な味だ。ガッツリしたプラウンミーが好みだと少し物足りなく感じるかも?

 

オーナーは華人のコリン・ソーさんとエルンスト・オングさんの二人。コリンさんによれば、一番人気はナシ・レマだが、インド料理ではミーゴレン・ムトゥが、中華料理ではホッケンミーとハイナン・チキンライスが人気だそうだ。プラウン・ミーも需要が高いと言う。

 

 

店名のAli, Muthu & Ah Hock はそれぞれマレーシアの三大民族の特徴的な名前を表している。Aliはマレー人、Muthuはインド人、Ah Hockは華人の典型的な名前で、3人のキャラクターには、三民族が仲良く暮らす、マレーシアの統合に対する気持ちを込めたそう。キャラクターが意味するのは、「すべてのマレーシア料理を提供する、マレーシア人のためのレストラン」。そして、この思想に共感するファンも多い。

 

もともとは、アラ・ダマンサラのオアシス・スクエアに第一号店が開店。最初の1年はビジネスが振るわず、一日売り上げがたったRM200ということもあった。その後、口コミで評判が広がり一躍人気店になった。このクアラルンプール店と、バンサー・サウスに3号店を開店している。

 

Ali, Muthu & Ah Hock Kopitiam
13, Jalan Balai Polis, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
03-2022 3588
営業時間は8時から16時30分まで

投稿日:2018/10/22  Posted in マレー料理 | Leave a comment

 

クアラセランゴールにあるナシ・アンベンのお店。ナシ・アンベンはインドネシアのジャワをルーツとする大皿料理。セランゴール州観光局のメディアトリップで行った観光局オススメの店だ。

 

 

お店はクアラセランゴールから車で30分ほど行った先にある。素朴な外観で、見かけはマレーシアでよく見かける大衆向けの食堂と変わらないが、過去、タイムアウトやハリアン・メトロなどの新聞などでも取り上げられた有名店だ。

 

 

セランゴールに多く住まいインドネシアのジャワ人の文化をルーツとする伝統的な食事を楽しめる。大きなトレーを使い、2人以上で食事する。バナナの葉っぱの上に置かれるサイドディッシュは「ブンブー」と呼ばれる。チキンや、焼きそば、セルンディンと呼ばれるスパイスを入れたココナッツ、ジャガイモやテンペの炒め物とライスが盛られてくる。さらにコロッケがついてくることもある。これらを少しずつ崩しながらご飯と混ぜて食べる。
2人用から注文でき、アサム・ボイ(シロップと梅、ライムの入った飲み物)がついて1皿で18RMからとなる。

 

 

この店は全てジャワ系のオーナーが自分で調理を担当している。毎日10時からオープンし、食事が終わるまで営業する。週末は2時ごろに終了してしまうこともあるそうだ。

 

 

ナシ・アンベンは通常結婚式や誕生日、感謝祭(Doa Selamat)などの特別の場合に供される料理た。これはジャワ系マレーのコミュニティで、1890年ー1900年ごろから行われてきたと見られている。
「Dulang」と呼ばれる大きなプレートにご飯とおかずが一緒に盛られ、通常4−5人で一緒に食べる。これは統一と融合、そして家族や友人同士で相手を気遣い、シェアしあうことを目的にしている。ムスリムの文化に「シラトラヒム」(アラビア語)という概念があり、知らない人同士でもこうして一緒の皿で食事をすることで、親密になるという目的があるのだそうだ。

 

残った料理を均等に持ち帰り、さらに家族のメンバーで分け合うという人もいるそうだ。ナシ・アンベンは公正と平等も表している。

 

https://www.facebook.com/Warungibunasiambeng/?hc_ref=ARRHId7cdxjO3OyRd7jXH_7dUPD7co5BqW95gVy3y7FapjviiEFJfP-OaFx83U6VC1Y&fref=tag&__tn__=kC-R&rf=188823111175755

投稿日:2018/09/26  Posted in マレー料理 | Leave a comment

 

マレーシアで流行している、皿を使わずに紙の上にご飯を乗せて食べる「シェルアウト」というスタイルのシーフード・レストラン。仲間や家族で行くのに最適だ。クアラ・セランゴール店に行ってきたのでレポート。(マレーシアマガジン=野本響子)

 

マレーシアで流行中の新しいスタイルのシーフート・レストランの支店。元々は2013年にペタリン・ジャヤである夫婦が始めたヒップスター・スタイルのレストランだ。現在ではマレーシアに6店舗、台湾に1店舗を構えるまでになった。今回は2015年にオープンしたクアラ・セランゴール店に行った。

 

 

独特な「シェルアウト」と呼ばれるお皿を使わないサービング・スタイルが特徴だ。シーフードや肉料理やライスを、茶色い「紙」の上に並べて直接広げ、複数人で混ぜながら食べるスタイル。人数は2−3人から楽しめる。かなりざっくばらんな雰囲気なので、気のおけない仲間や家族で行くのが良いだろう。

 

料理ができると、紙の上にどんどん広げられて行く。

 

 

今回は、カニ、エビ、貝、野菜のセットを食べたが、それぞれ味付けが微妙に違う。カニはクリーム味、エビと貝は辛めのチリソース、野菜もクリームソースで、これをご飯に混ぜてマレー式で手で食べると、それぞれが混ざった複雑な味となる。エビや貝、骨つきのラム肉などは手を使った方が食べやすい。

 

 

今回はシェルアウトだけではなく、シェルイン(食器に入った状態)の魚の煮込みとラム肉のグリル、トムヤムクンも注文した。特にオススメは辛めだが、赤いスープが特徴的なトムヤムクン。貝はピリ辛で、ラム肉はグリルした後、甘辛く味付けしてあった。どれも辛いので、辛いのが苦手な人は調節するように頼んだ方が良いだろう。

 

 

今回頼んだシーフードのセットの他、ラムグリルセット、タイセット、ウェスタンセットなどのセットも可能だそうだ。
ベビーチェアもあり、子供も楽しめる。今回の4種類(貝、野菜、エビ、カニ)のセットは2−3人用で49RM。ライスはつくが、飲み物は別料金となるそうだ。

 

クアラ・セランゴール店は水曜日休み。4時ー11時まで。他の支店は以下から確認を。

http://www.shellout.com.my/

https://www.facebook.com/theshellout/

投稿日:2018/09/25  Posted in マレー料理 | Leave a comment

マレーシアには、ママックと呼ばれるローカル定食屋さんがあります。なかでも、安くておいしくて、一度にいろいろな味を楽しめる「ナシ・カンダー」(マレーシア風定食)がおすすめです。クアラルンプール周辺の人気店をご紹介します。 (マレーシアマガジン=横山ゆき)

 

 

本記事はGO ASIA PLUSとの提携記事です。

 

ママックって何?

 

ママックとは24時間営業ローカル・マレーシア料理のごはんやさん。朝でも夜中でもお腹がすいたときにちょこっと行けるので、とっても便利です。ナシゴレンなどのマレー料理はもちろん、インド系のロティ・チャナイやトーセイなどのパンやカレー、トムヤムなどのタイ風料理など、いろいろなメニューが楽しめるのが特徴です。

 

ママックの中で、定番中の定番が、ナシ・カンダー。マレーシアの食文化を知りたかったら、まずは、「ナシ・カンダー」を食べてみて!
ごはんとさまざまなサイド・ディッシュがワン・プレートにのっている、マレーシア風定食です。たいてい、お店の中にはナシ・カンダー用のコーナーがあって、その日のお惣菜が並んでいます。

 

 

レーシア北部のペナンが発祥の地。白米かビリヤニ・ライスを選び、サイド・ディッシュは、キャベツ、オクラなどの野菜から、インディアン・カレーまで選べます。ポイントは、インディアン・カレー。好きなカレーを選ぶと(8種類までOK)、ウエイターさんが、ごはんプレートにカレーを少量ずつ、落としてくれます。

 

どういうものが食べられるの?

 

ランチ・タイムに、オーダーできるナシ・カンダーの付け合わせは?
・白ごはんとミックスグレービーソース(カレーも選べる)
・フライド・チキン
・キャベツなど野菜のサイドディッシュ
・パーパド(クラッカー)

 

ローカルがおすすめのママック人気店は?

 

 

①ナシ・カンダー・ペリタ/クアラルンプール、ジャラン・アンパン
ペナンのバターワース発祥。マレーシア最大のママック。ジャラン・アンパン沿いにあり、観光客にお馴染みの店舗です。ここのフライド・チキンは絶品。ごはんの量は他の2店よりは多め。マイナス・ポイントは、揚げたてではなく、パックされたパパドを提供すること。
ミックス・ライス RM8.80、アイス・ミロ RM3.00、ライム・アイスティー RM2.10、ポーパド1パック RM1.10。

 

②オリジナル・ペナン・カユ・ナシ・カンダー/ペタリン・ジャヤ、SS2
ローカルには、「カユ」の愛称で知られる人気店。SS2でオープンした小さな店が最初で、今や、2階建ての店構えに。数種類のカレーは辛さもほどよく、あまりローカルの辛さに慣れていない方にもおすすめ。ここで紹介した3店の中で一番、価格が高いです。
ミックス・ライス RM9.00、アイス・ミロ RM3.50、ライム・アイスティー RM2.50、ポーパド 無料

 

③ベスタリ/クアラルンプール、デサ・スリ・ハタマス
シュレディッドビーフ&インドミーが人気メニューです。デサ・スリ・ハタマス店のものが一番美味。肝心のナシ・カンダーはというと、前出の2店ほど、カレーの種類は充実していないが、基本のライス、フライド・チキン、野菜がのった、ライスプレートはここでも◎。特筆すべきは、ドリンク。ここのミロはとても濃くて、ライム・アイスティーのライムもたくさんいれてくれます。
ミックス・ライス RM8.70、アイス・ミロ RM3.00、ライム・アイスティー RM2.10、ポーパド 無料

 

ほかにもたくさんある人気のママック

 

週末にでも足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

・マンション・ティー・ストール@マスジッド・インディア、クアラルンプール
おすすめ→ロティ・バンジール
・ダルッサラム@SS15、スバン・ジャヤ
おすすめ→ナシレマ
・Qビストロ@TTDI
おすすめ→プトゥ・マヤム
・スージーズコーナー@アンパン
おすすめ→ナンとポテト・チャツネ
・カンナ・カリーハウス@プチョンジャヤ

 

こちらの記事もどうぞ!
ナシカンダーの話

投稿日:2018/08/01  Posted in インド料理, マレー料理 | Leave a comment

 

マレーシアの玄関口である国際空港KLIAや、お土産を求める人々で賑わうセントラルマーケットなど、多くの旅行者が訪れるスポットで、必ずと言っていいほど見かける「OLD TOWN WHITE COFFEE/オールド・タウン・ホワイト・コーヒー」。名前の通り、マレーシア名物のホワイトコーヒーを味わえる、ローカルの人たちに大人気のお店です。(みやはら由惟)

 

そもそもホワイトコーヒーとは、どんなコーヒーなのでしょうか?
 

多くの英語圏では、ミルク入りのコーヒーのことをホワイトコーヒーと呼んでいますが、マレーシアの場合は事情が異なります。当地でホワイトコーヒーといえば、「イポーホワイトコーヒー」のこと。一番の特徴は、コーヒー豆をマーガリンと共に浅く焙煎していることだそう。普通のコーヒーと比較して、クリーミーな仕上がりとなっているようです。

 

実は見た目にはそんなに白くないホワイトコーヒー、なぜ「ホワイト」なのでしょうか。

 

イポーでは伝統的にコーヒー豆を砂糖、マーガリン、小麦と一緒に焙煎していましたが、現在は砂糖と小麦を除いてマーガリンだけを一緒に煎っています。実は、中国語の「白」には、「なし」「純粋」=「何も加えてない」という意味があり、イポーホワイトコーヒーは「焙煎時に砂糖や小麦を加えてない」=「白い」コーヒーという意味になるのだそうです。ただ、実際にお店で提供されるホワイトコーヒーには、コンデンスミルクが入っているものを指すことが多く、「甘いコーヒー」=ホワイトコーヒーという認識が一般的なようです。

 

 

そのホワイトコーヒーを、気軽に楽しめるのが「OLD TOWN WHITE COFFEE」。こちらのお店、マレーシア発祥ではありますが、お隣のシンガポールやインドネシアをはじめ世界15カ国以上に展開しています。

 

特筆すべき点は2つ!まずは、カフェというよりファミレスという表現のほうが適切だと言い切れるメニューの豊富さ。そして、何よりリーズナブルということ!

 

例えばこのお店で、ホワイトコーヒーと共にマレーシア名物(シンガポール名物でもありますね)のカヤトーストをオーダーしても、その値段なんとRM10(約270円)以下!

 

 

さて、こちらホワイトコーヒーのお味は。「ザ・ローカル」的なこっくり甘いコーヒーです。歩きつかれた身体には、甘さが染み渡ります。もちろんホットもいいのですが、個人的にはアイスのほうがぐびぐび飲めて好きです。

 

 

カヤトーストの中身はこんな感じ。ココナッツとパンダンのカヤジャムの甘さとバターのしょっぱさのハーモニーに虜になる方が多いですね。日本でいう温泉卵のようなソフトボイルドエッグをつけるのもオススメです。カヤトーストは、シングルかダブルを選べるので、お腹と相談してボリュームを調整できるのが嬉しいですね。

 

 

ホワイトコーヒーがお気に召した方は、ぜひお土産にも。スーパーやお土産屋さんでも簡単に購入することができます。

 

投稿日:2018/07/26  Posted in カフェ, マレー料理 | Leave a comment

Mum’s Placeはクアラルンプール郊外にあるローカル料理の名店です。ジャッキー・チェンをはじめとする有名人が訪れ、マレーシアの伝統的な料理が楽しめます。今回はマレーシア人のポイチンさんに紹介してもらいました。(マレーシアマガジン=ポイチン)

 

 

ローカルフードの名店をお探しならここ。Mum’s Placeはクアラルンプール郊外・ペタリン・ジャヤのダマンサラ・ペルダナにあるマレー料理のお店です。2018年7月現在、トリップアドバイザーでペタリンジャヤの1457件のレストラン中、14位という高評価です。

 

どうしてこのレストランを紹介するのでしょうか? それは有名な人達がここに訪れたからです! 香港の俳優アンデイ・ラウ、ジャッキー・チェン、マレーシアのスルタン(国王)、国立銀行の知事、みんなこの店のお客様です! オーナさんとの写真が壁に貼ってあります。

 

予約するときは、ぜひこの「名誉の壁」の部屋のテーブルを! おすすめ料理は、「さつまいもの葉(Sweet Potato leaves) 」という地元野菜料理です。ライムジュースをかけ、乾燥エビと唐辛子(Chili padi) 作ったペーストを炒めていただきます。辛くて、スッキリした味です。ここだけで楽しめる料理です!

もう一つ、オススメの料理は、ペタイ(臭い豆)を添えた 「硬い尻尾の魚(cencaru)。

辛い!?

ではデザートに”チェンドル”(cendol) はいかがですか。あずき豆が入ったデザートです。

あるいは冷やしたグーラ.マラッカ.サゴ(タピオカにグラ・マラッカで味付けたデザート)もオススメです。

ここはハラール店です。ビールとかお酒はありません。イスラム教の友達と一緒に食事すればいいかもね!

住所 33-1 Jalan Pju 8/5a, Petaling Jaya 47820, Malaysia

電話番号 +60 3-7727 8443

定休日 水曜日

投稿日:2018/07/08  Posted in マレー料理 | Leave a comment

マレーシアの代表料理のひとつと言えるラクサ(ココナッツ風味のヌードル料理)。実は、エリアによって様々な種類のラクサがあり、味も見た目もかなり異なります。日本の料理で例えると北海道なら味噌ラーメン、九州ならとんこつラーメンといったイメージで、各地の郷土料理のようと表現されている方も。そんなたくさんあるラクサの中でも今回は、初めての方でも挑戦しやすい「カレーラクサ」を味わえるAH CHENG LaKSAのご紹介です。(みやはら由惟)

 

ランチタイムになると、ローカルのお客さんで大賑わいのAH CHENG LaKSA。目印は、ヌードルを前に、可愛らしい子どもが弾ける笑顔を見せているロゴマーク。最近では、アップタウンのThe starlingというショッピングモールに新店をオープンさせています。写真は、サイバージャヤのショッピングモールDPULZE Shopping Centreのお店の様子。

 

 

カウンターでオーダーして番号札をもらって、席につくスタイル。メニューはアラカルトもありますが、セットメニューがオススメ。スープに対してヌードルの量が控えめなので、お腹が空いているときには、スナックとドリンクがセットになったSetBがオススメです。

 

お金を払ったら、カウンター横で、お箸やスプーン、薬味など、欲しいものを自分でピックして席につきます。

 

 

こちらが、お目当てのカレーラクサ。見た目はとても辛そうですが、ココナッツが入っている分実際のお味は、イメージよりもマイルド。大きな油揚げをかむと、しみこんだスープがじゅわっとお口に広がります。じっくり煮込まれたチキンは、ほろほろ。やわらかい!!

 

 

こちらはパンミー。ちょっと塩味が強めですが、そこがまた食欲をそそります。まったく辛くないので、スパイシーフードが苦手な方と一緒に訪れても安心。

 

 

ヌードル料理の印象の強いお店ですが、マレーシアの国民食ナシレマも、もちろんあります。こちらはナシレマルンダン。

 

 

小腹が減ったとき、でも甘いスイーツは食べたくないなという時にぴったりなのが、こちらのティータイムセット。チュチュールウダン(エビのフリッター)は、お野菜も入っていて、さっくさくの歯ざわりで、子どもにも人気。

 

カレーラクサは、屋台などで頂くイメージかもしれませんが、AH CHENG KaKSAは、キレイなショッピングモールに出店しているので、見かけたらぜひランチやティータイムに。初めてで、食べきれる自信が無くても、ティータイムの小ぶりサイズなら、気軽にラクサデビューできます。

 

AH CHENG KaKSA/KL近郊に20店舗以上

※ 日本人に馴染みのあるショッピングモールとしては、

1MONTKIARA(ワンモントキアラ)、The Starling(ザ・スータリン)、e@Curve(イー・カーブ)、Empire City Mall(エンパイア・シティモール)、Berjaya Times Square(ベルジャヤ・タイムス・スクエア)、Sogo(そごう)などにあります。

投稿日:2018/06/19  Posted in マレー料理 | Leave a comment

マレーシアのローカル料理に興味はあるけど、レストランの選び方がわからないし、注文の仕方も分かりにくい。英語が通じないかもしれないしちょっと不安という方、意外と多いと思います。今回はそんな皆さんに、親しみやすい雰囲気で訪れやすく、マレーシア愛あふれる「テータリ・プレイス」をご紹介します。(みやはら由惟)


「テータリ・プレイス」。マレーシア国民に愛される甘い紅茶テータリの場所という名前のこのレストラン。マレーシアでは、国内に20箇所以上あり、ショッピングモールの中で見かけたことがあるという方もいると思います。写真はKL市内中心部にあるSOGOの中の店舗の様子。

まずカウンターでオーダー。メニューはカウンターの手元と上にあります。メニューには、あらゆるマレーシア料理の名前が並びます。トーセイやナシレマなど朝ごはんの定番を、夜にも食べることも出来ます。青いご飯で有名なナシケラブは、木曜日から日曜日のみ提供。ナシケラブを食べたい方は、訪れる曜日にご注意を。

 

お金を払い、番号札をもらってから席に着きます。テーブルには番号札をかけるフックとティッシュが。人気のお店のためランチ時は席の確保が難しいことも。少し時間をずらした方がいいかもしれません。

何でも美味しいのですが、マレマガ編集部のオススメは、カレーや野菜、そしてナシケラブ。写真は、順に、トーセイ・ペーパー、ナシゴレン・ビアサ・ナシ・ケラブ。ナシレマも美味しいです。そして、もちろんテータリも。

ショップロットに並ぶローカル料理のお店と違って、メニューもオーダーの手順も分かりやすく、マレー料理初心者の方やツーリストの方にはオススメのテータリ・プレイス。日本人の方でも常連さんのように足繁く通っている方もいるみたいです。色んなショッピングモールで見かけることができますので、気軽に挑戦されてみてくださいね。

TEH TARIK PLACE/テータリ・プレイス

 

※日本人に馴染みのあるショッピングモールとしては、

1 UTAMA SHOPPING CENTRE(ワンウタマ・ショッピングセンター)SOGO DEPARTMENT STORE(そごう)、SUNWAY PUTRA(サンウェイ・プトラ)、NU SENTRAL(ヌー・セントラル)、EMPIRE SHOPPING GALLERY(エンパイヤ・ショピングギャラリー)、IOI MALL(アイ・オー・アイ・モール)、MYTOWN SHOPPING CENTRE(マイタウン・ショッピング・センター)などにあります。

投稿日:2018/05/14  Posted in マレー料理 | Leave a comment

4月27日に、マレーシアのマクドナルドで販売が開始されて話題になっている「ナシレマ・バーガー」。ナシレマとは、ココナッツで炊いたご飯に、たまご、きゅうり、イカンビリス(揚げた小魚)ピーナッツ、サンバルソース(辛味調味料)が添えられたマレーシアの国民食。ナシレマの「ナシ」とはご飯のことなので、ナシレマがバーガーになっているというのは、なんとも不思議な気がします。限定品とのことで、売切れてしまう前にとマレーシアマガジンの編集部でも早速、頂いてみました(みやはら由惟)

 

ナシレマ・バーガーが販売開始された最初の週末。訪れたマクドナルドの店内を見回すと、各テーブルには、揃いも揃ってナシレマ・バーガーの入ったグリーンのボックスが。オーダーのために列に並んで順番を待っている間も、「ナシレマ・バーガー」の注文の声が飛び交っています。ナシレマをこよなく愛するマレーシアの皆さん。やっぱり気になっているのですね。気になるお値段は、RM14.95、セットミールはRM16.95でした。

まずはパッケージを眺めます。先ほどもお伝えしたとおり、ナシレマ・バーガーは、おしゃれなグリーンのボックスの中に。ボックスには、大きな「BURGER NASI LEMAK AYAM」の文字。サイドにはマレー語でバーガーの中身の説明が書いてあります。

ボックを開けてみると、茶色いペーパーバックに包まれたナシレマ・バーガー。広告の写真では、にサンバルソースがたっぷりなので、こぼれやすいのかもしれないと思いつつ、上のバンズを外してみると、サンバルソースは思いの外多くなかったです。

 

上から、サンバルソース、きゅうり、たまご(目玉焼き)、炒めたたまねぎ、ナシアヤム(フライドチキン)、ソースの順に具材が挟まれていました。ナシレマの具材の定番のほとんどを網羅していますが、ピーナッツやイカンビリスは見当たりません。

いざ実食。ひと口食べての感想は「ナシレマ!!」。乏しい表現で申し訳ないのですが、これ以上でもこれ以下でもなく。想像以上にナシレマでした。ココナッツで炊いたご飯ではなくバンズ、イカンビリスもピーナッツも無いのに、どうしてここまでナシレマを感じるのでしょう。ナシレマをナシレマたらしめているのは、サンバルソースということなのでしょうか。

 

続いて二口、三口と食べて気が付いたことがあります。イカンビリスの味がするのです。でも、具材を改めて見てもその姿は見えません。なんとも不思議です。でもこのイカンビリスの味がしっかりすることで、ナシレマ感がアップしているような気がします。

 

アヤムゴレンが大きく、ボリュームにも大満足のこのナシレマ・バーガー。実は去年シンガポールで発売されたときには、2週間で売り切れになってしまったそうです。気になる方は是非、早めにトライされてみてくださいね!

 

投稿日:2018/05/07  Posted in サンバル, ジャンクフード, マレー料理 | Leave a comment