icon-plane2017年5月 | グルメブログ「おいしいマレーシア」

スバン・ジャヤでも賑やかなSS15の隅っこにあるインド料理レストラン。マレーシアでは少数派の北インド、それもパンジャビ地方の料理を出してくれます。繊細な味で予約しないと入れないほどの人気店です。

 

スバン・ジャヤSS15にあるインド料理のお店です。  
「Punjabi Cuisine」とあるヒゲを生やしたインド人のいる看板が目印です。 場所はスバンSS15ですが、隅っこの方、スバン・メディカルのちょうど向かい側のショップロットに位置しています。
南インドの人の多いマレーシアにあって、数多くはない北インド料理ですが、このパンジャビ料理はさらにその中でも少ない「パンジャビ地域」の料理が売りです。

  パンジャビ(パンジャーブ)とはインド北西部からパキスタン北東部にまたがる地域です。 パンジャブ人は、パキスタンの最大民族でもありますが、このあたり、民族や宗教が入り乱れてるんです。 1947年にインド・パキスタン分離独立が起こり、ヒンドゥーとシク教のパンジャーブ人はパキスタンからインドに移動したんだそう。 このお店は多くの人がシク教徒だそうで、ターバンを巻いている人もいました。

 

店内は明るくて清潔で、街のママックとはだいぶ雰囲気が違い、ちょっとしたカフェのようです。 店の入り口ではチャパティを焼いています。 勤勉で知られるシク教徒の皆さんがキビキビ働いてます。

 

 

メニューを見ると、日本人にも馴染み深いタンドーリ・チキンやチャパティ、ナンやラッシーと言ったラインナップ。お値段はママックよりは張りますが、それでもセットが15-20RM程度とリーズナブルです。 基本的に注文した料理は全部美味しかったのですが、素材の味が生きた繊細でヘルシーな料理の数々が楽しめます。

 

 

このキューカンバー・ラッシー(きゅうりのラッシー)が絶品。日本でおなじみのラッシーよりもちょっと軽い、あわ立てたタイプのラッシーで、塩味の加減が絶妙でした。あまりに美味しかったので、お代わりしてしまいました。 看板料理のチャパティ、こちらもさっぱりしていて美味しいです。

 

 

セット料理はタンドリ・チキンにしました。チキンが柔らかく、味がなかまでしっかり染み込んでいます。辛さも程よく、これいくらでも食べられる……。セットには、甘いお米のデザートと、ヨーグルトをベースにしたサラダ、ダルカレーが付いてきました。

 

特に美味しかったのが、単品で注文した友人オススメのナスのカレー(写真の左)。ナスのカレーと言われなければ、何のカレーだかわからないけれど、丁寧に煮込まれた様々な野菜が甘くてとにかく美味でした。

 

味にうるさいマレーシア人にも大人気で、今では予約しないと入れないほどの人気店。 行って見てください。

 

投稿日:2017/05/15  Posted in インド料理 | Leave a comment