icon-plane2018年7月 | グルメブログ「おいしいマレーシア」

 

ローカルの人にはどんなレストランが人気なの? と思っている日本人読者は少なくないでしょう。今回取り上げるのはペタリン・ジャヤの「Double Joy Restaurant」。マレーシア人のポイチンさんオススメの中華家庭料理を提供しているレストランです。(マレーシアマガジン=ポイチン)

 

「Double Joy Restaurant」は、中華家庭料理を提供しているレストラン。クアラルンプール郊外のペタリン・ジャヤの古い住宅街であるセクション3にある穴場のお店です。 クアラルンプール中心部からだと30分くらいかかります。

 

店内はプラスチックのテーブルと椅子がある簡素な雰囲気ですが、ここは安くて、おいしい店として地元の人に知られています。

 

 

オススメは、空芯菜(くうしんさい)で作るサンバル.カンコン(Kangkung Sambal Belacan)です。日本語ではヨウサイとも呼ばれている野菜を激辛サンバル・ブラチャン・チリで炒めた料理です。サンバル(sambal) というのは、唐辛子をすりつぶして作った特製ソース。ブラチャン(belacan)というのは、オキアミ(エビのような甲殻類)のペーストで、東南アジアではよく使われる調味料です。辛いのが苦手という方は「ノーチリ」と伝えれば、ニンニクを使った「カンコン・ガーリック」に変更できます。 

 

 

こちらは、土鍋豚の骨付き肉里芋あえ RM25 (中サイズ)

 

片揚げ片蒸しの魚料理 RM58

 

エビ入り豆腐炒め RM16

 

他にローカルの中華料理である、塩魚土鍋チキン(claypot chicken with salted fish)、豚の内臓のパイナップル炒め(stir-fried pork intestine with pineapple)、いのししのカレー炒め(Dry curry wild boar)などがおすすめ。シェフがメニューを定期的に更新してます。

 

日本人の常連客がいるそうで、日本語が入ったメニューもありますよ。

 

 

住所:27, Jalan SS3/37, Off Jalan SS3/66, Universiti Garden, 47300 Petaling Jaya
営業時間:午前11時ー2時半、午後5時半ー10時半
定休日:無
電話番号:012−6731889

投稿日:2018/07/30  Posted in 中華料理 | Leave a comment

 

観光客向けや外国人向けの店ではなく、地元の人が好きなレストランにいきたいと思っている人は少なくないのでは。ペタリン・ジャヤの中心地にある華人に人気のレストランを、マレーシア人のポイチンさんに解説してもらいましょう。(マレーシアマガジン=ポイチン)

 

マレーシアの華人がどのようなものを食べているのか興味のある方には、オススメの場所です。
 
ペタリン・ジャヤのLRTタマン・ジャヤ駅から近い「Amcorp Mall」から南に数分下ったところにある、地元の人がお気に入りでよく来る中華料理店。ピザハットの隣、歩道橋の近くが目印です。
 
お客さんでいつも賑わっています。
美味しくて、値段も観光客価格でなくて、本当に安いです。

 

オススメは、塩味炒め”青龍菜”という野菜料理です。味はニラとネギの間みたいで、食感はシャッキリしていて、食べやすいです。

 

 

一般的な海鮮やお肉などの料理もありますが、このほかにんにく蒸しの川エビ、子羊の土鍋の煮付け、Sam Youの定番豚カルビもオススメです。他にベジタリアン料理や麺類もあります。

 

 

大きなテーブルが十数卓あって広いです。このときは、インド系の方が数卓で食事をしていました。インド人のエリアが近いことや、ベジタリアン料理があることも関係しているかもしれませんね。

 

 

住所:Lot 56/58, Jalan 52/4, Section 52, Petaling Jaya 46200, Malaysia.

Tel: 03- 7955 1197

営業時間:午前11時半ー2時半、午後5時半ー10時半

定休日:無

 

投稿日:2018/07/28  Posted in 中華料理 | Leave a comment

 

マレーシアの玄関口である国際空港KLIAや、お土産を求める人々で賑わうセントラルマーケットなど、多くの旅行者が訪れるスポットで、必ずと言っていいほど見かける「OLD TOWN WHITE COFFEE/オールド・タウン・ホワイト・コーヒー」。名前の通り、マレーシア名物のホワイトコーヒーを味わえる、ローカルの人たちに大人気のお店です。(みやはら由惟)

 

そもそもホワイトコーヒーとは、どんなコーヒーなのでしょうか?
 

多くの英語圏では、ミルク入りのコーヒーのことをホワイトコーヒーと呼んでいますが、マレーシアの場合は事情が異なります。当地でホワイトコーヒーといえば、「イポーホワイトコーヒー」のこと。一番の特徴は、コーヒー豆をマーガリンと共に浅く焙煎していることだそう。普通のコーヒーと比較して、クリーミーな仕上がりとなっているようです。

 

実は見た目にはそんなに白くないホワイトコーヒー、なぜ「ホワイト」なのでしょうか。

 

イポーでは伝統的にコーヒー豆を砂糖、マーガリン、小麦と一緒に焙煎していましたが、現在は砂糖と小麦を除いてマーガリンだけを一緒に煎っています。実は、中国語の「白」には、「なし」「純粋」=「何も加えてない」という意味があり、イポーホワイトコーヒーは「焙煎時に砂糖や小麦を加えてない」=「白い」コーヒーという意味になるのだそうです。ただ、実際にお店で提供されるホワイトコーヒーには、コンデンスミルクが入っているものを指すことが多く、「甘いコーヒー」=ホワイトコーヒーという認識が一般的なようです。

 

 

そのホワイトコーヒーを、気軽に楽しめるのが「OLD TOWN WHITE COFFEE」。こちらのお店、マレーシア発祥ではありますが、お隣のシンガポールやインドネシアをはじめ世界15カ国以上に展開しています。

 

特筆すべき点は2つ!まずは、カフェというよりファミレスという表現のほうが適切だと言い切れるメニューの豊富さ。そして、何よりリーズナブルということ!

 

例えばこのお店で、ホワイトコーヒーと共にマレーシア名物(シンガポール名物でもありますね)のカヤトーストをオーダーしても、その値段なんとRM10(約270円)以下!

 

 

さて、こちらホワイトコーヒーのお味は。「ザ・ローカル」的なこっくり甘いコーヒーです。歩きつかれた身体には、甘さが染み渡ります。もちろんホットもいいのですが、個人的にはアイスのほうがぐびぐび飲めて好きです。

 

 

カヤトーストの中身はこんな感じ。ココナッツとパンダンのカヤジャムの甘さとバターのしょっぱさのハーモニーに虜になる方が多いですね。日本でいう温泉卵のようなソフトボイルドエッグをつけるのもオススメです。カヤトーストは、シングルかダブルを選べるので、お腹と相談してボリュームを調整できるのが嬉しいですね。

 

 

ホワイトコーヒーがお気に召した方は、ぜひお土産にも。スーパーやお土産屋さんでも簡単に購入することができます。

 

投稿日:2018/07/26  Posted in カフェ, マレー料理 | Leave a comment

 

 

チャイナタウンには古い建物を利用したカフェが続々とあらわれています。今回は「Cafe etc」を紹介しましょう。(マレーシアマガジン=城口温子)

 

クアラルンプールのチャイナタウンは、実はカフェ巡りにもってこいのエリアであることをご存知でしょうか?  第二次世界大戦前に建てられた建物が残っており、この数年で古い建物をリノベーションしたカフェやバーができています。建物の表側から一見わからないようなお店もあり、 Google mapを見ながら探検するのも宝探しのようで面白いものです。

 

チャイナタウンを散策して、スリマハマリアマン寺院を見学した後、そろそろゆっくり座って冷たいジュースかコーヒーでも飲みたいなあ、と思った時におすすめしたいのが、「Cafe etc.」です。スリマハマリアマン寺院を出てすぐ斜め前、LRTのパサールセニ駅からも徒歩5分ほどです。

 

このあたりは、マレーシアによく見られるショップハウス(1階が店舗、2階が住居スペースの建物)が何軒も連なって街並みができています。その一角にあるひときわ目を引く白い外壁、白黒チェックのタイルの床。それがCafe etc.です。

 

 

中は広くて4名がけのテーブルが12卓、他に2名がけのテーブルもあります。

 

 

メニューは、オールデイ・ブレックファスト、サラダやバーガーなど。価格はRM19−29のものが大半で、KL市内のカフェにしては良心的なお値段。飲み物はコーヒーやカフェオレ、ジュースの種類も豊富です。

 

 

今日注文したのは、Crispy Chicken RM19 とLasagna Chicken RM19 。

 

 

チキンは歯ざわりがよくて、フライドチキン好きの私にとっては大満足。

 

 

ラザニアも鶏挽き肉のソースが重すぎずいい感じです。

 

スタッフさんの応対はとてもフレンドリー。フリーwi-fiはもちろん、席によっては電源を利用できます。

 

観光途中のひと休みで立ち寄るのはもちろん、コーヒーを飲みながら集中してPC作業をしたい方にも最適なお店です。

 

住所 198, Jalan Tun H.S.Lee, Kuala Lumpur City Center, Kuala Lumpur 50000
(LRT・MRTパサールセニ駅から徒歩5分)
営業時間  10-22時
電話番号 03-2022 3551

 

投稿日:2018/07/25  Posted in カフェ | Leave a comment

 

今回ご紹介するのは、クアラルンプールの高級住宅街バンサーの住宅街の一角にある、イタリアン.ビストロ「オープス」です。全部で30席と、こじんまりしていて親しみやすいお店の雰囲気です。(マレーシアマガジン=ポイチン)

 

2002年に開業したお店です。「Malaysia Tatler」というライフスタイルマガジンより、この16年間、何回も「Best Restaurant」賞を受賞しました。

 

オススメ料理は、シーフードパスタ(Spaghetti ala Opus)、焼き鱈(Roasted Cod)とグリルした子羊(Grilled New Zealand Rack of Lamb)です。

 


ステーキ
 

スパゲティ・ボンゴレ

 

お昼は、ランチセットがあります。でも夕食時にアラカルトメニューを頼んだ方が良いかもしれませんね。居心地のよい空間でパスタや魚料理とお肉などが、料理にあうワインと一緒に楽しめますから。

 

週末の夜は人気があり、予約をしないと入れないくらいです。

 

 

デザートもオススメです。イタリア料理店ですが、自家製のパンダン(リーフ).グーラ・マラッカチーズケーキなど、”マレーシア風”のデザートがあります。ぜひ頼んでみたらどうでしょう。

 

友人と、家族と、いろんなシーンに気軽にいけるレストランです。

 

営業時間:月〜土 午後12時−3時、6時ー12深夜
     日と祝日 午後6時ー12深夜
定休日:無
住所:67, Jalan Bangkung, Bukit Bandaraya, 59100 Kuala Lumpur.
Tel: +603- 2092 4288

 

投稿日:2018/07/13  Posted in イタリアン | Leave a comment

Mum’s Placeはクアラルンプール郊外にあるローカル料理の名店です。ジャッキー・チェンをはじめとする有名人が訪れ、マレーシアの伝統的な料理が楽しめます。今回はマレーシア人のポイチンさんに紹介してもらいました。(マレーシアマガジン=ポイチン)

 

 

ローカルフードの名店をお探しならここ。Mum’s Placeはクアラルンプール郊外・ペタリン・ジャヤのダマンサラ・ペルダナにあるマレー料理のお店です。2018年7月現在、トリップアドバイザーでペタリンジャヤの1457件のレストラン中、14位という高評価です。

 

どうしてこのレストランを紹介するのでしょうか? それは有名な人達がここに訪れたからです! 香港の俳優アンデイ・ラウ、ジャッキー・チェン、マレーシアのスルタン(国王)、国立銀行の知事、みんなこの店のお客様です! オーナさんとの写真が壁に貼ってあります。

 

予約するときは、ぜひこの「名誉の壁」の部屋のテーブルを! おすすめ料理は、「さつまいもの葉(Sweet Potato leaves) 」という地元野菜料理です。ライムジュースをかけ、乾燥エビと唐辛子(Chili padi) 作ったペーストを炒めていただきます。辛くて、スッキリした味です。ここだけで楽しめる料理です!

もう一つ、オススメの料理は、ペタイ(臭い豆)を添えた 「硬い尻尾の魚(cencaru)。

辛い!?

ではデザートに”チェンドル”(cendol) はいかがですか。あずき豆が入ったデザートです。

あるいは冷やしたグーラ.マラッカ.サゴ(タピオカにグラ・マラッカで味付けたデザート)もオススメです。

ここはハラール店です。ビールとかお酒はありません。イスラム教の友達と一緒に食事すればいいかもね!

住所 33-1 Jalan Pju 8/5a, Petaling Jaya 47820, Malaysia

電話番号 +60 3-7727 8443

定休日 水曜日

投稿日:2018/07/08  Posted in マレー料理 | Leave a comment