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マレーシアの祝日:ハリラヤハッジその①

マレーシアインターナショナルスクールツアー

昨日はマレーシアの祝日で、ハリラヤハッジでした。ハリラヤハッジとは犠牲祭の事で、その日は予言者ムハンマドが、アラーに自分の息子を捧げた日。その日を敬い、讃える日がハリラヤハッジなんだそうです。

で、祝日にはモスクの近くで実際に牛を絞めます。最近はKLっ子も牛を捌く事に全然慣れていないそうなので、都会での犠牲祭では、田舎出身のマレー人や、出稼ぎのインドネシア人が手伝ってたりするんだそう。その代わりに私達のような異教徒も暖かく迎えてくれるって訳でありがたい事です〜♡行ってきますー☆ヘルメットだーれも貸してくれないのはなんでだろうw

ちなみに田舎ではまだ閉鎖的だったりするらしいのですが、KL周りでは「そんな事よりも色々参加してもらってムスリムを理解してもらおう!」のムーブメントの方が多数なんですって☆今回捧げる牛は4頭でした。大きいモスクでは18頭くらい捧げるそうで、これは捌いた後、「牛のオーナー」「作業者」「貧しい人」で3等分します。捧げる牛の性別は関係なし。

原っぱでは大きな穴が4つ掘られていて、その横に牛がいました。で、10時半から足が縛られ、みんなで押さえながらお祈りをし、瞬く間に首を切って血を抜く、息が途絶えたらすぐに大人の男の人が4、5人で捌く。

来る前には怖そうだし、気持ち悪そうだし、かわいそうだし。とか色々考えちゃったんですけど、実際見てみると、不思議と全く怖くなくて、ただ「ご飯は残さず食べよう。」「この人達は、なんてまともな人達なんだろう。」「正直捌きたての肉は美味しそう。」「ってか本当に経験できて良かった。」とか色々ととりとめも無い事を考えてました。

気持ち悪い・怖いって思う方もいるかもしれないけど、これが私達が食べる肉の現実で、魚と一緒、同じ命。今回の牛は祈られているだけまだ慈悲があるのかなと思いますが如何でしょう。

ハラル(イスラム教)のお肉は、大量生産でも祈り、血抜きをしてからなるべく苦しくない方法で絞めます。肉質が固いのはそのため。子供達はもの凄くたくましくて、結局3人とも友達と一緒に近くで見ていました。あー、そうだった。子供って残酷でたくましいんだったわ。子供って好奇心の方が強いんですもんね。

怖がる事もなく、ただ「俺らのご飯はこれで頂いているんだな。」それくらいは理解したようです。結局牛は各部位にわけられ、残って穴に捨てたのは腸の中身と胃袋の中身と皮と血だけでした。

そうですよねー!せめて無駄無く食べないとねー!!!

じゃあマレー人が食べ物を粗末にしないかと言えば、これは全然別の話なんですけどw

本当に人間って罪深いですよね。この時日本の事も思い浮かんだんですけど、日本で商業用に捨てられる廃棄物って一体何なのかなって。もったいないが息づく国で、豊かさも3代目に突入しようとしているのに、そんなにまだ景気と経済に執着しなきゃいけないですかね?とにかくハリラヤハッジで色々考えた今日。ご飯はなるべく残さず頂きたい!と思った1日でした。ニザムさんファミリーありがとう^^ 貴重な体験が出来ました☆

 
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