こんにちは、野本です。
最近、移住組の日本人と話題になること、それは
「日本人はなんでこんなに語学ができないのか」ってコトです。
ときどき、マレーシア人に日本語を教えてますが、彼らの語学を覚えるスピードは凄まじいです。
すぐに覚えてしまう人が多く、用意した教材が追いつきません。
それも若者ではなく、普通の主婦に教えているのに、です。
今教えてる人は広東語、英語、マレー語を話します。日本語も正確な文法で漢字かな混じり文が書け、私から見たら十分なレベルですが、「日本語はまだまだ初心者」と言い切ります。
日系企業で働くマレーシア人女性、日本人上司の英語がわからないので、
自分が日本語を習った方が早い、と日本語ぺらぺらになっちゃいました。
マレーシアマガジンの読者もマレーシア人が増えてます。
記事にコメントを寄せてくれるのがマレーシア人ばかりでびっくりってコトもあります。
日本語の記事を読んで、自然な日本語でコメントを書くコトができるマレーシア人がゴロゴロいるんですよね。
彼らに言わせれば、「マレー語は簡単だから半年で覚えられる」とのことですが、半年でマレー語ぺらぺらになった日本人は少ないです。涙
で、日本人同士で集まると、「なんで日本人はこんなにできないんだろ……」って冒頭の疑問に戻るわけです。
日本語が細かすぎて覚えるのに異様にエネルギーを使うのか、江戸時代の鎖国が影響したのか、DNAが語学に向いてないとか、いろんな原因があるのでしょうが、総じて言えるのは「我々はコミュニケーションが下手な民族である」ってこと。
つまり日本人以外の相手とコミュニケーションする気持ちがないので、語学力が伸びないんじゃないかなぁ、と思うわけです。
かく言う私も最近仕事でマレー語が必要なシーンが増えてきました。昨日プトラジャヤに取材に行ったのですが、守衛さん(多分外国人)が話す簡単なマレー語が全然わからず「言葉ができないのは赤ちゃんと一緒だな」とうなだれて帰ってきました。
毎年、今年こそマレー語頑張る、と思うんですけどね。
うん、今年こそ頑張ります。笑
ーーーー
■3月10日、クアラルンプールのスタジオ「HIBANA Lab」さんで、子供の教育に関する「お話会」をやります「2020年日本の入試改革」「グローバル教育」「マレーシアの教育事情」などについて取材したことをもとにお話します。残席わずかだそうですのでお申し込みはお早めに。
http://wakuwakuijyu.com/blog/hibanalab/?p=640
■マレーシアマガジンのインターナショナルスクール見学ツアーに同行しています。スカイプ面談付きで、丁寧にご相談に乗ります。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
http://www.malaysia-magazine.com/school_tour/tour4.php
面白かったらお願いします!
にほんブログ村
今までの記事を順番に読みたい方はフェイスブックページ をみてください。
人気記事
1.占領時代、日本式の教育を受けたマレーシア人に戦時中の話を聞いてみた
2.早大、京大を経てマレーシアにきた社会心理学者に、日本との教育の違いを聞いてみた
東洋経済の連載記事のリンクです。
http://toyokeizai.net/category/malaysia
★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。
★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です
★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。
★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
(スポンサーリンク)