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マレーシアで学校の評判があてにならない理由とは

こんにちは。野本です。
マレーシアでは、他人の「良い学校だよー」という評判はあまりあてになりません。

 

良い学校の定義が人によって違うからです。
ある人にとって良くても、他の人とって良いかどうかはわかりません。

 

勉強の進度が早ければ早いほどイイと考えてる保護者もいれば(ローカル中華系にそういう人が多いです)
スポーツや音楽をバランスよくやってほしいと考える人もいます。
お行儀の良さや食育などのしつけ面を重視する親もいます。
宿題が多い方が良いと考える親もいれば、少ない方が良いという親もいます。
人格形成も考えてIBを選択する人もいます。

 

日本のように偏差値の軸でヒエラルキーがあるのではなく、
3D空間にいろんな学校が散らばっており、特別な優劣はないイメージかな。
優秀な子はどの学校にもいます。

 

校舎や設備、人種構成だけ見ていても、その学校の本当の姿はわかりません。

先生の評価も人によりさまざまですよね。
子供が大好きだった算数の先生は、「教え方がわかりにくい」と父兄から非常に評判が悪く、
辞めさせられてしまいました。
子供だって色々です。

 

落第もあるし、飛び級もあります。
それでも、不特定多数をまとめて教えるので、全員が満足する授業をするのは不可能じゃないかな。

先生や友達だって毎年変わりますし、経営が変わることもあるため、
学校の評価は参考程度にしておいた方が良いです。

 

学校体験をしてみよう

 

じゃあどうすれば良いの? と言われたら、やっぱり体験してみるのが一番です。

マレーシアで良いなーと思うことの一つが「いろいろ体験できる」ってところです。
転校も普通ですし、一旦学校に入学しても、一つのところに縛られなくて良いので、「社会は広い」と実感できると思います。

 

例えば、一部のインターナショナル・スクールではオープンデーや特別な機会に授業の体験ができるところもあります。先日は高級インターのエプソムカレッジが1泊2日の体験ツアーをやりました
驚くのは、ごく少数ですが、授業体験を受け付けてくれる学校があることです。

 

子供はプリスクールに始まり、今回のアメリカンスクールや高級インターのエプソムカレッジ、2つの英国式インターナショナルスクール、日本人学校まで体験させてもらいました。さらに日本では3つの公立学校を体験しています。
そして、英語力とコミュ力さえあれば、なんとかなると実感しています。

 

ただし、最低限の英語力がないと、体験しても何がなんだかわかりませんよね。
英語だけなら、先にフィリピンにでも行って集中的に身につけることをお勧めします。

 

先月、アラ・ダマンサラにある米国式のホームスクールを体験したの話を書いたところ、
「うちも体験してみたい」という問い合わせをいただきました。
このホームスクールでは、米国人のノリノリの先生に、
ゆるーく少人数で教えてもらうことができます。

 

学校に聞いてみたところ、ちょっと割高ではありますが、1日からの体験も可能だそうです。
英語力は問われません。

1日体験料が180RM、この他に登録料が150RMかかりますので、例えば一週間の場合は180×5に150RMがかかるそうです。
希望の方はフェイスブック経由で連絡いただければつなぎます。

 

ーーーー
■マレーシアマガジンのインターナショナルスクール見学ツアーに同行しています。スカイプ面談付きで、丁寧にご相談に乗ります。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

http://www.malaysia-magazine.com/school_tour/tour4.php

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