子供は最近プログラミングに熱中しています。
面白いなーと思うのが、プログラミング教室で使っているビデオのオンデマンド教材です。
最近、マレーシアでじわじわ支持を広げているのが、動画によるオンデマンド授業。
平たく言えば、Youtubeなどのビデオで勝手に学ぶ方式です。
はじめは「ビデオで教えるのか、なんか味気ないな」と思ったのですが、
意外なことにこれが楽しいらしい。
メリット1 自分のペースで勉強できる
自分の理解しているところは飛ばし、理解できないところは何度も繰り返せるので、効率的に勉強できるようです
メリット2 いつでもどこでも学べる
生徒たちは勝手にいつでもどこでも学べます。
メリット2 先生には質問と討論だけ
その分、先生は生徒の質問に答えたり、その子にあった討論を始めたり「人間的に」接することができます。
教室オリジナルのもののほか、インターネット上の教材も利用しているようです。
なかでも子供が気に入っており、マレーシアでよく話題になるのが「カーン・アカデミー」です。
実際、英語圏のオンライン教材の中でおそらく最も有名なのが、カーン・アカデミーでしょう。カーン・アカデミーは、2006年にサル・カーンが開始した非営利の教育系システムで、数学、化学、歴史、地理、経済、コンピュータなどありとあらゆる授業を動画で受けることができます。すでにネット上には多くの教育動画が揃っており、その気になれば、数学や化学なども、一人で学ぶことができるのです。
驚いたのが、これらの授業がすべて無料で受けられること。すでに190か国で4200万人が受けているそうです。
NASAやMITなどとも提携しているので、質も高いのでしょう。
このカーンのTEDのビデオを見ると、カーンの生徒がビデオの授業を好んだ理由と、そのメリットがよくわかります。http://www.ted.com/talks/salman_khan_let_s_use_video_to_reinvent_education?language=ja
機械のように教えるべきところはすべて「ビデオ」に任せるので、その分、先生たちは子供たちと自由に教育ができるというわけです。
子供もカーン・アカデミーに登録し、勝手にJava Scriptなどを学んでいますが、むちゃくちゃ面白いそうです。
子供たちは私たちとは違う時代を生きているのだと、しみじみ感じてしまいますねー。
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