「開成から海外大20名合格、いよいよ東大よりハーバードの時代に」
http://blogos.com/article/220803/
を読みました。以下引用です。
当時はまだ、日本の高校を卒業してすぐにハーバードをはじめとする海外の有名大学に留学する人は皆無に近かった。だが、ここ数年で徐々にだが確実に変化が起きている。実際に、開成の海外大学合格者数は、2012年が0名(記載なし)、2013年が9名、2014年が5名、2015年が10名、2016年が7名と推移し、今年がいっきに20名に増えた。私の母校の大分県立大分上野丘高校でも、地方公立校からハーバード大学に進学した後輩がいる。
ビジネスの世界では既に、あらゆる日本企業がグローバル競争の波にさらされている。教育の世界でも、日本国内だけの偏差値競争にだけ目を向けていては通用しない時代になるだろう。優秀なトップ層はますます海外に出て行くことになるのが時代の流れだ。私自身は、日本人はもっと世界に挑戦すべきだと考えている。そして、日本の大学は、世界で通用するよう抜本的な大学改革をしなければなるまい。
(引用終わり)
日本の進学校の目的も変わりつつあるというニュースです。
文科省や日本の高校や大学が「グローバル」と言いだし、この流れはこれから加速していきます。
欧米だけではなく、日本から、シンガポール、中国やインドの大学に行く学生も増えていくでしょう。
個人的には、2020年の大学入試改革などを経て、偏差値を中心とした日本の受験産業は縮小に向かうのではないかと予測しています。そして日本の大学も、きっと変わって行くのだろうなーと思います。
さて、ここマレーシアでも、日本人の留学生が増えています。
先日来馬した皇太子様は1600人の留学生がいるとお話しされていました。
6年前は教育のためマレーシアに来る人は日本人では珍しく(韓国人はいっぱいいたのですが)、最近では日本人が数十人いる学校も当たり前になりました。
マレーシアは欧米の留学先へのハブとしての実績があり、この流れも加速するかもしれませんね。一旦マレーシアをステップとして来る、というのは英語力的にも、予算的にも十分アリだと思います。
マレーシアの良さは何よりも寛容性と多様性。
グローバル社会に必要な多様性を比較的ゆるい環境で学べるのは、魅力だと思います。
私たち大人も、マレーシアから学べることは、まだまだたくさんありそうです。
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