「悩みどころと逃げどころ」(小学館新書)
を読んでいて面白かったのは、
学歴がない人の方が、学歴大事だって思ってることですね。
ゲーマーの梅原大吾さんは学校ではずっと寝ててゲーマーになったのに、
学歴だけは必要だと主張してます。
一方で高学歴エリートのちきりんさんは、学歴なんて意味がないと反論し、
プロフすら公開していません。
梅原さんが学歴を重要視するのは、それで差別される現実があるからです。
「学校的価値観」
が身につくと、相手と会った時にまず学歴をみるようになるそうです。
私のブログでも学歴を公開してますが、
日本で「教育」に敏感な人は、まず相手の学歴を見て、
信頼に値する情報かどうかを判断するんだろ〜なーと
意識しています。
ただし、私は大学まで行ったくせに、
この「学校的価値観」が身についてないらしく、
本書では梅原さんの方にいちいち共感してしまう。
なんでかな、って思うと、梅原さん同様、
学校の授業を聞いてなかったんですよね。
不良ではなかったけど、劣等生だったんで、
内職またはデイドリーミングしてました。
理解することすらできなかった。
受験の時だけ勉強したけど、予備校にはいかなかったから、価値観は身につかなかったんですね。
それで就職して、こんなはずじゃなかった、
と衝撃を受けてしまったんでしょうね。
(Amazonのリンク。みなさん絶賛ですね)
悩みどころと逃げどころ(小学館新書)
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