最近、マレーシア人向けのブログをはじめまして、
稚拙ながら毎日記事を更新しています。
新しい発見があれこれあって面白いです。
OTOSAMAというマレーシア人の漫画家がいます。
日本で講談社から単行本が出たというのでインタビューしたら、
1000件以上も「いいね!」がついて驚きました。
すごい人気なんですねー。
http://fuyoojapan.com/2016/04/06/a-malaysian-comic-writer-debuted-and-published-his-first-manga-in-japan/
この人、もともと日本でのデビュー目指して投稿してたんですが、なかなか芽が出ず、
諦めてサラリーマンしながらFacebookに中国語で漫画描いてたんです。
そしたら、なぜか台湾で人気が出た。
それが日本人の目に止まり、
日本語に翻訳されて単行本まで出ることになったというわけです。
もはや文化も国境を簡単に超えるんですよ〜。
◼︎文化が世界の共通の話題になる
先日、ジム友達とドラえもんの話になりました。
日本のドラえもんの声はダミ声だけど、
マレーシアのドラえもんは高い声なんだって。
先日はマレーシア人たちと「大草原の小さな家」で盛り上がりました。
日本でもマレーシアでも大昔放映されていた米国のドラマです。
フェイスブックで「オルフのカルミナ・ブラーナ大好きだー」と書いたら、
イタリア人と中国人が「その曲大好きだー」と共感してくれました。
今度演奏する予定のオーケストラは、アジア人、欧米人の混成チームです。
マレーシア人に仮面ライダー電王の中村優一くんが好きだと言ったら、
ファン友達ができちゃいました。
「He is so cute!!」とか言って盛り上がってます。はっはっは。
彼女は、いつか彼の舞台を観に行きたいそうです。
もういろいろ面白すぎます。この時代。
——
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東洋経済の連載記事のリンクです。
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★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。
★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
投稿日:2016/04/18 Posted in 未来へのヒント
新年になると、毎年目標を立てますよね。
今年こそはいっぱい運動する!とか今年は痩せる!とか。
年末、一時帰国したときに出版社時代の友人から
「野本さん、ジム行ってるんだ。スポーツ嫌いじゃなかったっけ?」
と聞かれ、はっとしました。
おー、そういえば。
毎朝のジム通いが、2年半近く続いてます。
減量も(たった5キロですが)達成しました。
日本でもジムには入ってました。しかし1週間に1回行くのが精一杯。
ジムのほかにも、マラソン、ビリーズブートキャンプ、DDR…、痩せようと思っていろいろやりました。でも長続きしないんですよ。
それが、いまでは毎日のように行って運動しています。なぜなのか??
◼︎小さい楽しみを見つけて、継続の原動力にする
マレーシアは車社会なので、普段ほとんど運動する機会が得られません。
体力は落ちる一方で、3ヶ月に1回は風邪をひいている始末でした。
ローカルの友人に強く勧められ、健康のために渋々ジムに入ったのです。
最初のころは、ヨガのクラスに一週間に1回行き、地味にトレッドミルなどをこなしていました。日本のジムとたいして変わらないなーと思っていました。
ところが、 入って半年くらいしたら変化が起きました。
ズンバのクラスにハマってしまったのです。
なにこれ、楽しいじゃん!
最初は1時間がキツくてキツくて「早く終わらないかなー」と思っていたクラス。数ヶ月続けたら、体が慣れてきたんですね。
単純に体を動かすことの気持ち良さにハマってしまいました。
しかも終わると1日明るい気分が持続するんですよ。
続けているうちに、体力に自信が出てきて、キックボクシングやダンベル、ピラティスにも出るようになりました。
◼︎嫌なことはやらない
ジムの常連になると、いろんな人が声をかけてきます。
なかには、「このクラスに出るべきだ」などと、他人の行動に口出ししてくる人が出てきます。
最初は素直に従っていましたが、合わないクラスに無理に出ると辛いのでやめました。
グループを作って行動したがる人もいます。
しかしみなで同じクラスに出ることに、さほどの意味を感じません。無理に楽しくないことをやって、運動自体が嫌いになってしまったら意味ないです。
いまでは自分でその日の体調に合わせて決めています。
そのとき一緒に同じ空間にいる人と交流します。
◼︎習慣を続けてたら人生が変わる
そんなわけで、私のジム通い、いまではすっかり習慣になっています。
肩こりは治るし痩せるし英語は毎日話すしマレー語は教えてもらえるし、いいことづくめです。
友人のなかには、本当に人生変わっちゃった人もいます。
運動嫌いで引きこもり気味だった中華系の友人、入会早々にシバムというダンスのクラスにハマりました。
入れ込むあまり、子守のためにメイドさんを雇い、昼夜関係なくジムに入りびたるようになりました。
そして昨年、専業主婦からいきなりインストラクターになってしまいました。
いまはトレーニングと教えるので毎日大忙し。人生がまったく変わっちゃったーと笑っています。久々にあったら、見違えるほどに痩せてます。
小さな「楽しみ」を見つけて、そこから日々の習慣にしていく。
「努力した感」「頑張った感」はないんです。
楽しんでる人にはかなわないですよ。
これね、たぶん子供も同じかなーって思います。
目標を立てて努力するよりも、思わず毎日やりたくなるようなきっかけを見つけて楽しんじゃうこと。これが目標達成のための近道かもですね。
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★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。
投稿日:2016/01/11 Posted in 未来へのヒント
あけましておめでとうございます。
マレーシアに来たのは、とあるマレーシア人とのネット上での出会いがきっかけです。
知り合って、今年でちょうど20年なんだそうです。思えば遠くに来たものです。
20代のころ、チャットで知り合った外国人を訪ねてあちこちの国に行ってました。
シンガポール、香港、フィンランド、韓国、イタリア…。
「大丈夫?」って言われましたが、危ないことはなかったです。
彼らとはいまでも友達です。
当時高校生だったシンガポール人は、オーストラリアでコンピュータ技師になりました。
香港人の友達は空港で働いています。
フィンランド家族の子供たちは全員成人。
私も、まさか自分がマレーシアに住むことになるとは思いませんでした。
人々がぐるぐる世界を回ってる〜
日本から、マレーシア、フィリピン、インドなどの国に住む人も増えてきました。
一方、マレーシアから別の国に移住する人もいます。
オーストラリア、香港、カザフスタン、中国、イギリス、米国…。知り合いの多くが世界に散らばっていきます。
人々が世界中をぐるぐる回っているのが、ここマレーシアにいると実感できます。
英語が話せる日本人が当たり前になる
年末日本に行ったら、外国人観光客が増えました。
マレーシア人だけで、一時は私の知り合いだけで5組が同じ時期に日本を旅行してまいした!
同時に、英語が流暢な日本人が増えてきました。一緒に旅行したマレーシア人も「最近の日本は英語が通じるようになった」って喜んでます。
子供を日本の小学校に入れたら、外国人のお友達がいました。
日本にいても、外国人と出会えるようになってきたことを実感します。
子供が成人するころには、ほかのアジアの国のように日本人も普通に英語が話せるようになっていくでしょう。
人と会うために旅をする時代がはじまる
観光地、買い物や美味しいものを食べるだけの旅はそろそろ卒業。
これからは、人と会うために旅行するのがトレンドになるでしょう。
で、再びSNSでつながり、再度会う、って国境を越えて関係が当たり前になっていくと思います。
ワクワクしますね。
ということで、今年もよろしくお願いします。
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投稿日:2016/01/07 Posted in 未来へのヒント