icon-plane雑記 | マレーシアでちょこっとだけ子供の教育を考えた。

こんにちは。野本です。

 

先日、マレーシアマガジンでライター講座を兼ねた特派員を募集したところ、予想を上回る反響がありました。たった2日で、日本人8人、マレーシア人2人の方に応募いただき、早々に締め切ったほどです。

 

錚々たるキャリアの方々、ユニークな趣味や嗜好をもつ方が多く、一同驚いています。
そしてすでにたくさんの方が記事をアップしてくれています! 

 

この講座は、オンラインサロンのような形でコツなどをお伝えし、実戦で書いたものをGoogle Docsで赤入れするというスタイルです。

 

嬉しいのは、それぞれのみなさんが異なるバックグラウンドを持つこと。最近の読者にはマレーシア人の方も増えてきており、日本語が書けるマレーシア人のライターさんも3人になりました。

 

やっていくうちに、プロのライターに向いている人、編集に向いている人、間違い探しが得意で校閲に向いている人など、いろいろ適性が見えて来るかもしれません。もしかしたら、カメラマンやデザイナーに向いてる人もいるかもしれませんね。

 

最近、記事の送り手と作り手の境界線がどんどん曖昧になって来ました。
誰もが発信者になる時代です。
東南アジアから新しい作り手が出てきたら素敵だな、と思います。

 

文章を書く練習は、他人にものを伝える練習ですから、どの仕事でも生きて来ると思います。
マレーシアマガジンは小さい編集部でプロの校閲さんもデザイナーもいませんが、今後、それが少しでも役立てば良いなと思います。

 

マレーシアマガジン編集部は「コミュニティ化」を意識してみようかな、と思ってます。一人でできるコトは限られていますし、このプラットフォームを使って、面白いことがどんどんできれば楽しいかな、と。

 

それぞれ得意分野があり、知っていることも違うので、これからマレーシアマガジンの記事の幅が広がるかもしれません。

 

今回応募し損ねた、という方は、次回の募集をお楽しみにお待ちください。

 

投稿日:2018/07/31  Posted in 雑記

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こんにちは! 野本です。現在、フィリピンの語学学校に滞在中です。

 

さて、私は元アップルの松井博さんが作った「ブライチャー」という学校で、
初めて米国式のビジネスライティングを習ってます。

 

英文メールには余計なことは書かない

 

英文メールの書き方について、最初の授業で言われたこと。

 

・メールは短く
・要件は1つに絞る
・余計なことは書かない
・タイトルを読んで内容が分かるようにする

 

相手は忙しいのです!

 

わああ。そうだったのか。

 

……考えたら当然ですよね。

 

そういえば、マレーシア人からたまに受けるクレームも同じです。

 

「日本人のメールは長すぎて読みにくい」
「あれこれ詰め込んで何が言いたいのか不明」
「プレゼンが長すぎて意味がわからない」
「要点を絞ってほしい」

 

なんど言われたかわかりません……。

そう、長すぎるメールは読んでもらえないんです。

 

長大なニュースリリースはNGです

 

これ、ニュースリリースにも感じますね。

 

英語でも、何ページもあるような大作ニュースリリースを送ってくる日本人がいます。
デザインに凝ってどこから読んでいいのかわからないリリースも然りです。

 

多分、日本式の「これだけ頑張ったんです」アピールなんだと思います。
日本の学校では「努力したこと」が何より評価されますから。

 

しかし、かなりの確率で読まれてません。
タイトル読んでも何が書いてあるかわからないと、読む気が失せてしまいます。
あれもこれもとアピールしたくなるのはわかりますが、全く逆効果です。

 

頑張ったぜアピールは上司にしてもらって、
ポイントだけ説明してくれた方が効果的です。

 

 

私もこれから気をつけようと思います。
長すぎるメール、ニュースリリース、読み飛ばされる危険性が大ですよ……。

 

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5.イギリス英語とマレーシア英語はどう違う?(実践編)

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投稿日:2017/06/06  Posted in 雑記

以前、マレーシア人の友人から聞かれたことがあります。

「なんで日本人って日本のことばかり気にするの?
他の国の人はそんなに自国のことばかり気にしてないよ?」と。

そうなんです。少なからぬ数の人が、
「日本人は自国に対して自意識過剰」
というイメージを持ってるんですね。

これねー。面白いことに私を含めものすごく当てはまる。
日本人ってやたら「日本人は」「日本は」って語るの好きですよね。
私のこのブログだってそうです。

SNSの投稿見てても、私の知る限り、これ他の国の人はあんまりやりません。
マレーシア人は
「マレーシア人の英語力は低い」とか
「マレーシア人のマナーが悪い」とか、
わりと自虐的に言うことの方が目につくかな。

「世界が驚くマレーシア人の素晴らしさ」
みたいな記事、見たことないです….。
(旅行に行って帰ってくると「やっぱりマレーシア最高」って言ってますけどね)

「日本人は謙虚な国民性で….」
「世界に誇る日本のおもてなし」
って、それ自分で言っちゃ謙虚じゃなくて
自意識過剰なんですよね。

大前研一さんが
「日本人から国籍と会社をとったら何も残らない」
と書いていましたが、実際、そうなのかもしれません。

しかし、何でこうなっちゃうんでしょうね。
そういう教育を受けてきたのか、
意識や思考がそうさせてくるのか。
興味深いものがあります。

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投稿日:2016/06/22  Posted in 雑記