icon-planeマレーシアでちょこっとだけ子供の教育を考えた。 2ページ目

こんにちは、マレーシアマガジン編集長の野本です。

 

マレーシアで評判の良いインターに子供を入れたものの、何だか遊んでいるばかりで、ちっとも勉強している様子がない。英語も理解しているのかどうか怪しいーーそんな悩みを多く聞きます。

 

これは当たっていて、実は先生が教えない場所では、生徒は自分で問題を発見し、行動し、考えないといけません。
生徒の自主性が必要なんですね。
なので、受け身の態度が身についてしまっている子供の場合、授業ですっかりお客さんになり、何も身につかない、ということが実際に起きてしまいます。

 

個人的に、特に先進的と言われるインターナショナル・スクールでは、向き・不向きがあるなと思っています。

 

好奇心があり、うるさいほど質問したり、自分なりに考えたりする子は多分、すごく伸びる可能性を持っています。
一方で、言われたことをきちんとやるけれど受け身で指示が欲しいタイプのお子さんは苦痛に感じたり、伝統的な授業に戻りたがったりするケースがあるようです。

 

日本で優等生だったけれど、マレーシアでは「質問しなさい」「授業に参加しなさい」と言われて、どうしていいのかわからないと言っていた子もいました。

 

小さい頃に受けた嫌な思い出が原因で、質問できなくなってしまったお子さんもいるようです。
子供は「そんなことも知らないの」「以前習ったでしょ」と怒られると、質問する勇気をくじかれてしまいます。

 

そういう場合は別に黒板に向かい大勢が学ぶスタイルの学校で良いと、私は思います。

 

結局のところ、学習は最後は自分自身でやるもので、教育手法でそこまで人生が変わるとも思えないです。
子供が楽しく通っていて幸せなら、それで良いんだと思います。

 

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投稿日:2018/03/07  Posted in 学校

マレーシア教育とオランダの教育

 

教育のために移住するーーそんなライフスタイルが増えてきました。その先駆者である藤村正憲さんは2002年より北京、香港、マレーシア、オランダと移動し、「国際自由人」としての生き方を追求してきました。2013年、お子さんの教育のためジョホール・バルのマルボロ・カレッジに日本人第一号として入学。のち2015年、オランダに移り住まれました。マレーシアからオランダに移って3年目になる藤村さんに、マレーシアとオランダ、二つの国の教育について聞きました。

 

選択肢が豊富なオランダの公教育

ーーオランダの学校教育は非常に評価が高いですが、実際に住んでみていかがですか。

オランダの教育はマスコミで取り上げられることも多いのですが、もちろん良いところ、悪いところ両方があります。ただ一言で言うと成熟した国。何より教育にも選択肢がありますね。公立学校でも校長の意思が反映される学校運営がされ、学校ごとに個性が違います。スポーツが盛んなところ、芸術が盛んなところ、自由があるところ、などさまざまです。「移民が全くいない学校」を選ぶことも「移民が多い学校」を選ぶこともできるのです。

 

ーー授業の方式にはどんなものがあるのですか。

例えば、その日に勉強したい内容を子どもに決めさせる学校があり、そこでは生徒それぞれが違う教科を同じ授業時間内に学びます。イエナプランなど、違う学年が混合のクラスである学校もあります。オランダでは、生徒同士で教えあうことも多いです。

 

ーーお子さんはオランダ語で学んでいるのでしょうか。

息子はオランダ式のインターナショナル・スクールで英語で学んでいます。オランダの一般的な学校ではオランダ語が必須です。とはいえ、英語も皆流暢ですし、ドイツ語も理解できる人が多い。小学校での英語は会話を中心に学びます。「まず話せるようになるべき
」という考えです。ただ、オランダのような非英語圏への教育移住は語学が必須のため、英語圏とは違うハードルがあるなと思います。

 

先生が「授業で話さない」ことが評価される

 

ーーオランダではどんな教え方が主流なのでしょう。

先生は「できるだけ授業で話さないこと」が評価されますね。先生が知識を伝えるために授業を行うのではなく、生徒たち自身の学びを見守っています。オランダの教師は大学でコーチングを学ぶのです。学校を卒業し社会に出ると、授業というものは無くなり、自ら自身に必要な知識を学んでいく姿勢が必要になりますよね。

 

ーーマレーシアの欧米式でも「先生が教えない」学校が増えています。マレーシアからオランダに移ったポイントは?

 

本物に触れるというのがキーワードでした。家族でオランダに視察に行った時に、国立美術館でスポーツしか興味のなかった息子が、ゴッホの自画像をじっと見て、ホテルに戻ると一時間半くらいかけて模写したのです。私も妻もびっくりしてしまって。オランダの美術館は絵画がガラスに覆われていなくて生で観れますし、オランダ人のゴッホの絵をオランダで見たことが、息子の何かをインスパイアさせたのかなと思って住んでみようかなと。

 

ーースポーツはいかがですか。

以前はいろんなスポーツをやっていましたが、今はサッカーに集中しています。遠征などで近隣諸国に行くこともあり、ヨーロッパにいると世界中の選手が視野に入るので、刺激を受けているようです。

 

ーー練習量は多いのですか。

それがそうでもないのです。サッカーのコーチは、日本人は練習しすぎだと言いますね。オフシーズンを作って、しっかり体を休ませる必要があるのではと言われました。また、子供でも寝る時間が遅く身長が伸びないのではないかと。オランダの子供は8時過ぎにはベッドに行きますからね。

 

ーーオランダに来て、お子さんに変化はありますか。

子供の性格がハッキリしてきたというか、自分の意見を反対意見も含め意思表示するようになりました。マレーシアにいたら、まだ無邪気にじゃれ合っていたかもしれないなと思うことはあります。

 

海外子育てでは学校を取り巻く社会も非常に重要

 

ーーオランダの子供達を見ていて感じることはありますか。

オランダは「子供の幸福度世界一」と紹介されるくらい子供が楽しそうに過ごしています。オランダ人を見ていて思うのが、「自己肯定感」の高さです。できる自分、駄目な自分、全て合わせた自分を大好き。自己否定など縁がなさそうです。日本では謙遜もあり基本的に「私なんか・・・」と言いますが、それがない。

 

海外子育てというと、教育制度ばかりを見ることが非常に多いですが、実際に海外で子育てを実践してみて、家庭や、社会も非常に大きく影響していると思うようになりました。どんなに良い学校に通っても家庭や社会が抑圧的だと、自主性を持った子供には育たないでしょう。家庭が自由でも学校や社会が抑圧的であれば、同じように自主性を持った子供には育たないでしょう。

 

ーーオランダは大人の社会も抑圧的ではないということですか。

大人を見ても国民が成熟しているなと感じます。安楽死や自殺の自由、麻薬の合法化などタブーと言われる話題を議論できるのも、国民の成熟度によるところが大きい。人も国も合理的です。こちらでは、子供の頃から個人を尊重して育てるというか、一人の人間として扱います。人として生きる満足度が高いんです。

 

ーー久々にマレーシアを視察されましたが、変化を感じられましたか。

マレーシアも、ダイナミックに社会構造が変わっていますね。今ではインターネットと英語ができれば、どの国に生まれても以前ほどの格差は無くなってきています。10年後、20年後の世界ではさらに各国の差は縮まっていくでしょう。
しかし、英語が自由に使えないと生まれた国や地域、家庭が人生を左右する一因になるでしょう。これからは、生まれた国による格差ではなく、英語力とインターネット、コンピュータスキルによる格差が生まれてくるのだと思います。

 

ーーありがとうございました。

 

藤村さんのブログはこちら。http://fujimura-masanori.com/

 

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投稿日:2018/02/22  Posted in 教育

こんにちは。マレーシアマガジンの野本です。

中華正月が近づいて来ました。中国のみならず、全世界中に散らばった華人たちがお祝いをする日。
マレーシアも例外ではないですが、国全体がお祭りムードになります。

 

以前、中華正月に招かれたら?というタイトルで記事を書きましたが、マレーシアも滞在六年となり、一口に華人といってもいろいろな人がいることがわかって来ました。

 

中華正月のお祝いに招待されたときの4つのポイント

 

今日は改めて、マレーシア華人で、マレーシアマガジンのライターでもあるリー・リンさんに以前書いた内容を一つ一つ、検証してもらいました! この記事はいつもお世話になっている華人のご家族に教わった内容ですが、マレーシア華人と言ってもいろんなスタイルがあるようです。

 

1.赤い服を着て行く

中国正月に暗い色の服はタブーだそうで、特に年配の方は赤い服を喜ぶそうです。Tシャツでもなんでもオッケーなので赤かピンクの服を着ていきます。赤い下着を着る人も多いそうです。

 

ーー中華系人は確かに赤い色が好きですが、黒い服を着てなければ大丈夫です。赤い服を持っていなければ、明るい色もおすすめです。

 

2.お土産を持っていく

中国正月にお邪魔するときは、みかんやお菓子、お酒などの手土産を持っていきます。スーパでは詰め合わせも売ってますね。

 

ーー手土産を持ってこなくても構いませんよ。もし何か持って行きたいなら、みかんだけもう十分です。でも、偶数(四つとか8つとか)のを持って行ってください。帰る前に、主人から返してくれる場合では、引き受けてください。

 

3.アンパオ(お年玉)を持っていく

アンパオ(お年玉)は子供だけでなく、独身の人にあげるのがこちら流。
金額は少なくてオッケーですが、全員に渡すと喜ばれますー。逆に、今独身の人はアンパオをもらうこともあるでしょう。アンパオの袋はあちこちで配っているほか、スーパーでも売っています。

 

ーーアンパオをあげる習慣は、地域によって違うそうです。私の故郷のジョホール州では、家族と親戚の子供や独身の若い者だけに渡します。友達や知り合いの子供には、気持ちによって渡すようです。しかし、クアラルンプールやペナンでは、確かに誰にも渡すようにします。私の場合は、結婚しているのに友達にもらったこともありますが、ちょっとおかしいと感じましたけど。

 

4.イーサンの食べ方

 

マレーシアやシンガポールでは、イーサンと呼ばれる中華風のサラダをみんなで混ぜてお祝いすることも。比較的新しい風習のようですが、野菜やフルーツ、魚介類をみんなでかき混ぜて新年の幸福を願います。高いとこから落とすように混ぜるのがポイントです。

 

ーー今の頃はどんな日にもイーサンを食べられますが、元々旧正月の7日に食べる料理です。旧正月の7日に「人日」と言われます。「女媧」という女神が人間を作った日らしいです。つまり、人間の誕生日としてお祝いします。

 

リーリンさん、ありがとうございます!
ではみなさん楽しい中華正月をお過ごしください。
ではまた!

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投稿日:2018/02/08  Posted in マレーシア人から学んでいること