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HSBCには良い印象を持っていない反面、お客様のニーズに応えるにはHSBCでも口座の渡航前開設を可能にしなければと東奔西走(ペナンとKLだから東と西じゃないですねw)していた私ですが、ひょんなことからそれが可能になりましたのでご報告いたします。

今後は次の3本立てでMM2Hビザ取得をよりスムーズにアシストさせて頂きます。

①口座《ビザ申請前》開設 現在、マレーシア第2位のCIMB銀行で可能です。但し条件があり、口座開設するご本人がマレーシアにお越しになる必要があります。

これってどういうことかというと、例えば下見や観光でマレーシアにお越しになった時にでも口座開設ができるということです。良いと思いませんか?MM2Hビザ取得前提ではありますが、実際に申請書を提出した証拠を出せだとか、そういう話はありません。

②口座《渡航前》開設

A. Public Bank(マレーシア第3位) こちらでは渡航前に15万リンギット又は30万リンギットのMM2H用定期預金口座の開設が可能です。口座開設者はMM2Hビザの仮承認が下りていればそれでOK。 手続きもいたってシンプルで、必要書類を頂き、送金を完了させて頂ければ、MM2H用定期預金証書や移民局宛レターは本申請までにこちらでご用意いたします。

B. HSBC Premier(外資系) こちらでは20万リンギット以上の預金をしなければ月150リンギットの口座維持手数料がかかりますので、他の国でプレミアステータスをお持ちの方以外では、50歳以下の、30万リンギットをMM2H用定期預金として預ける必要のある方に向いている銀行です。もちろん、他国でプレミアをお持ちの方はマレーシアのプレミア口座に15万リンギットしか入れなくても問題はありませんし、MM2H用定期預金の他に5万リンギットの預金があればマレーシアでプレミアになることもできます。これらの場合にもこの口座渡航前開設のサービスをお使い頂くことは可能です。

口座が本申請のための渡航までに開設できていると一体何が有利なのかというと、私は確実性と安全性だと思います。それから、仮承認が下りたから口座を開設しにマレーシアに来て、一旦帰って送金、それからまた今度は本申請のためにマレーシアに来る、なんていう時間・お金の無駄も減ります。

私は一時期、数ヶ月間の間だけですが、口座を渡航する前にHSBCに開設しておきたいというお客様のニーズに応えられずにおりました。

その間、海外でプレミアステータスの方はマレーシアにお越しになってここで口座を開設してから資金を移動させておられました。

香港のHSBCプレミアからの資金移動は瞬時に終わるので通常であれば問題はありません(他の国からのものとなると私には経験がないので分からないのですが)が、それでもマレーシアに口座があって、その中にMM2Hに必要な定期預金分の資金が既に入っている状態、或いは更に進んでその資金からMM2H用定期預金を作ってしまい、証書や移民局宛のレターまで準備万端になっている状態であれば、来馬して『やれ銀行のシステムがダウンしていて今日は何もできない』などといった事態は避けられます。

先日CIMBに行った時に『今システムダウンしてるからいつ定期作れるか分からないよ』と言われて青くなったことがありました。運良くそれから少しして復旧しましたが。

また、MM2H用の定期預金に関しては全て準備は整っていても、多くの方はキャッシュカードやインターネットバンキングをお使いになりますから、本来は口座開設や資金移動に費やすはずだった時間をこれらに充てることができます。

私達住んでいる者にとっては日常的なことでも、マレーシアにお越しになったことの(あまり)ない方にとっては非日常で、ちょっとの外出でも神経を使い、とても疲れるのではないかと思います。渡航前の口座開設には、当地での手間をできるだけ少なくして疲れすぎないようにするというメリットもあります。

あるお客様に昼食に誘って頂いた折、その方から「○○という業者は現金での持ち込みを奨励している」と伺いました。また、業者さんによってはお客さんから使用料を取って自分のところの口座にMM2H定期用資金を振り込ませているところもあるそうですね。(こんなのって私には考えられないんですが。数百万円ですよ?しかも使用料を取るってどういうことですか?前にも書きましたけど、多額の振込で利息だって付きますよね???まさか利息分はお客さんに返さないでしょ?じゃあ誰が得をするんですか??)現金を持ち込んで両替するのがレート的には一番良いというのはウソです。HSBCでは、お客様が支店に足を運んで下されば、その時の最良のレート適用で振り替えてくれます。それは街の両替商のレートより良いんです。それから、現金は奪われてしまったらまず戻ってきません。送金したほうが「安全」で「確実」、更に自分名義の口座に送金できればもっと「安全」で「確実」です。「着金していますので後はいつでもお越し下さい。準備はできています。」ということにもなり、それは「確実」性であります。しかも渡航は一度で済み、お金・時間の節約にもなります。

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投稿日:2013/09/28  Posted in HSBC, 銀行 | 1 Comment



これ、ちょくちょく目にしていたんですが忙しくて真剣に理解する暇がなくて放っておいたら、このところのお客様からのご質問の中に何件かこれに関する件があったのでしっかり理解しようと取り組んでみました。

その結果分かったのは、今まではマレーシアの携帯電話番号を持っていない場合は海外の電話番号を登録する必要があり、その手続きが非常に面倒だったのが、マレーシアでMobile Bankingの登録を済ませてしまっておけばあとは携帯電話を使う必要がなくなるというものでした。

但し、Mobile Banking で TAC on MOBILE を受け取る場合には、ATM機で電話番号の登録をする必要があります。そしてその後、インターネットバンキングの登録も必要です。この辺のことを飛ばしていきなりMobile Bankingには行けません。

なので、マレーシアの携帯電話番号が必要になることには変わりないのですが、継続して同じ番号を持っていないとSMSでワンタイムパスが受けられなかった今までとは違って、例えばその携帯電話番号が自分の手元になくても(電話番号自体がもう有効期限切れということもありますよね。それでもいいんです。)Mobile BankingアプリをアンドロイドやiOSなどのデバイスにインストールして使えるようにしておけばTAC on Mobileでワンタイムパスが受けられる、ということです。

重複しますが、TAC on Mobileを受信できるように予め手続きを終了していないとこのサービスは受けられません。いつまで経ってもSMSを携帯電話で受けなければお金の出し入れができないのです。マレーシア国内におられれば問題ありませんが、普段日本にいる人にとっては大問題です。

ですので今日はここで、口座を開設した後、キャッシュカードやインターネットバンキングのアクティベートをした後にもう一つやるべきことがあるというご紹介です。

画像を撮りましたので、それを盛り込みながらご説明します。

①まず下記のサイトからご自分のデバイスに合わせてアプリをダウンロードします。iOS、アンドロイド、そしてブラックベリーは利用可能ですね。

http://www.cimbclicks.com.my/mobile-banking.html?countrytabs=2

②アプリがインストールできたら、それを起動させます。iOS(iPhone5)の画面を載せていきます。

下のが最初の画面。

②最初の画面が出てからしばらくすると下の画面になります。ここで真ん中のTAC on Mobileを選択。

③インターネットバンキングセットアップの時に作ったユーザーネームを打ち込みます。

④ユーザーネームが認証されると次の画面、TACをリクエストして下さいと書かれています。

⑤リクエストボタンを押すと、下の画面のようにお待ち下さい・・・となり、その後、送信済み(Sent)と表示が出ます。これはATM機で登録してある電話番号にSMSが送られた、という意味です。送られてきたら、enter TAC と薄く表示のあるところにこの6桁のSMSを入力し、右上にあるSubmitボタンを押します。

⑥上手く行けば下の画面が出ます。これで終了です。2つのデバイスで同じユーザーネームを使ったりするとエラーとなり、電話をかけて初期設定に戻してもらわなければならなくなったりします。(私はどのようにTAC on Mobileの登録をしたのか忘れてしまい、違うデバイスにインストールして新規登録の順序をスクリーンショットに撮ろうと思ったのですがユーザーネームを入れた時点でアウト。コールセンターに電話するようにとエラーメッセージが出ました。その後、元のデバイスで再度挑戦しましたが、やはりこちらもダメになってしまっていて、コールセンターに電話する以外方法がなくなってしまいました。)

これでSMSの届かない海外にいても、Mobile Bankingが使えるようになった端末があれば、一応お金の出し入れが可能となります。(ただ、一部の機能はこのMobile Bankingにはついていないようです。私はBig Tune Cardのリロードをこれでやってみようと思ったのですが、その項目を見つけることが出来ませんでした。)

お分かりいただけたでしょうか。TAC on Mobileの登録方法でした。この機能って、HSBCのデバイスとほぼ同じですね。

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投稿日:2013/09/27  Posted in CIMB, 銀行 | Leave a comment



月曜日の朝7時過ぎのバスでクアラルンプールへ行きました。2階建てバスのせいか一つ一つの席の間の間隔がとってもゆったりで、後ろの人に気兼ねすることなく背もたれを倒すことができるのって良いですね。かなりフラットに近い状態にしてぐっすり寝られました。

不動産屋さんと待ち合わせをして連れて行ってもらったのがVerve Suites Mont Kiara。私達が見せてもらった棟はその中でも一番最初に建てられたものですが、後から建てられた棟にも引けを取らない良い感じの棟です。

なぜ棟、棟と言うのかは後から載せる写真をご覧頂ければお分かりになるかと思いますが、設備が素晴らしいのです。それに加えて今回見せて頂いた物件も内装が素敵で、これは是非ご紹介しなくてはと思った物件です。(他にも見せてもらいましたが、個人的にはここが一番住んでみたいと思えるところでした。)

写真を載せますね。

ラウンジ。大型テレビが備え付けられています。

そのテレビ。後方は主寝室。

主寝室とそこからの眺め。窓は出窓になっていて、座れるスペースがあります。

このユニットにはバルコニーはありませんが、このスペース、ちょっとお洒落な使い方ができそうですね。

主寝室のクロゼット。真ん中の扉から先がバスルームです。

扉を開けたところ。

この形ってどっかで見たことありませんか?バスタブはありませんが、お湯を張るとお風呂が楽しめます。

ダイニング。

キッチン。オーブンレンジも付いてます。

キッチンの写真の一番奥に収納扉がありますが、その中には洗濯機(兼乾燥機)が入っていました。

洗面台。バスルームの外にあります。

共用バスルーム。

子ども部屋に使えそうな部屋です。

 

さて、ここからは共有施設のご案内です。まずはジャクジー。

ジャクジーの隣にはサウナ。

ジム。ジムの脇にはシアターもあります。

そしてスカイバー。中央にツインタワーが見えます。夜景を見ながらお友達とおしゃべりとかって良いですよね。

ビリヤード台もありましたし、バーカウンターや4人ほどで座れるボックス席も2つありました。ジュースの自動販売機もあったなぁ。

そしてプール。プールは二つ、5階にありました。

 

スマホの写真なので特に明るさの調節が上手く行かなかったものもありますが、雰囲気はお分かり頂けるのではないでしょうか。

このユニットはオーナーの希望賃貸価格はRM3,000、でも交渉可だそうです。オーナーは家を大切にしてくれるテナントさんであれば少々市場価格より安く貸しても構わないというオーナーさんです。

何よりも、まだ誰も住んだことのない新しいユニットというのが良いですね。

マレーシアの一般的なコンドミニアムユニットに比べると少々狭いですが、内装は日本チックですし落ち着いた色合いで好感度大です。ジムもジャクジーもサウナも、そしてもちろんスカイバーも、高層階にあって気持ち良さそうです。

また、日本人学校へ行くスクールバスはこのコンドミニアムには停まらないようですが、最寄のバス停までなら車ですぐです。ショッピングモールもそれほど離れているという感じではありませんでした(車で5分くらいでしょうか)。

でも、お子さん連れよりはご夫婦二人だけの生活に向いているユニットのような気もします。

ご見学になりたいという方がいらっしゃいましたらお問い合わせ下さい。日本語ガイドは付きませんが、無料にてご案内いたします。(ご契約となった場合には有料にてアシストさせて頂くことも可能です。)

[email protected] または 019-575-2854(高橋里佳)まで。

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投稿日:2013/09/19  Posted in コンドミニアム | Leave a comment



①の後、CIMBから電話がかかってきました。

何でも、日本大使館から必要書類を貰って来いという内容。

日本では遺産は誰が貰うのかなど、法律に則った内容のものを一筆書いてもらって来いというのです。

そしてそれをご遺族の方に話すと、早速日本大使館にご足労になったようで、後日、「大使館では弁護士に相談しなさいと言われた」と教えて下さいました。

 

銀行は大使館から書類を貰って来いと言い、大使館はそんなものは出せない、弁護士に相談しろと言う。

典型的なマレーシアのたらい回しが始まりました。(こういうことはマレーシアではごく普通ですから、皆さんめげないで下さいね~。)

大使館から書類が出ないことは確実なようなのでCIMBに再度掛け合うと、最初は先日と同じ「大使館に書類を貰え。」の一点張り。

「大使館はそういう書類は出さないって言ってるの、解らないの?」と半ば声を荒げて言うと「ちょっと待ってて。」うーん、自分の回答に自信がないのね。

しばらくすると違う人が電話口に出てきて、「日本大使館が弁護士に相談しろと言ったのだったらそうして。最終的に私達がほしいのはCourt Orderなの。それがあればその内容の通りに払い戻しをします。」という説明がありました。

Court Order。裁判所命令ですね。さて、どのようにしたら裁判所命令を得ることができるのでしょう?

弁護士の友人にお知恵を拝借しようと思います。

また、裁判所命令がなくても遺言があれば良いのかどうか。そこのところもCIMBに確認したいと思っています。

なおCIMBでは、RM10,000以下の預金であれば裁判所命令など必要なく、故人と預金を引き出しに行った人の関係を示す書類や故人の死亡証明書など、必要書類が揃っていればその場で出金可能だそうです。

 

またアップデートします。

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投稿日:2013/09/14  Posted in 遺言・信託宣言 | 2 Comments



日本からこちらへ戻ってから本当に土・日・祝日返上で働いています。(MM2H関連以外にも学校見学同行とか、お住まいの見学とか、変わったところ?ではゲストハウスの掃除とか・・・。)

動いているのと比例して、情報も山積みになりつつあります。早く書かないと忘れてしまうので、忘れる前に書いてしまいたいと思います。

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私が持つHSBCへの印象って実はあまり良くありません。全体的にプレミアのリレーションシップマネージャーの印象があまり良くない。正確な知識を持っていないのが多い。いつも自分が得する商品を売りつけよう(それに投資させよう)とそちらにばかり話が行く。他国でプレミアになっていてもマレーシアでプレミア条件を満たしていないと必ずと言っていいほどRM150/月の口座維持手数料を引くのでいちいち連絡しなければならない。などなど。

そんな中で、リレーションシップマネージャーではなく、カスタマーサービスの人と話し込んで、ちょっと小耳に挟んだ良い話がありました。カスタマーサービスの人って、リレーションシップマネージャーみたいに商品を売ったりプレミアの新規口座開設を受け持ったらコミッションを貰えるとかっていうのでないので、客をそういう対象として見ないんですよね。だから、客の立場に立ったアドバイスも丁寧です。

で、どんな内容かというと、結構皆さんが気にしている『口座のインアクティブ』関連のこと。

インアクティブというのは、1年間その口座からの出入金がない場合に銀行が取る措置です。(1年のうちに自動的に定期預金からの利息が振り込まれていても、これはカウントされないそうですので要注意です。これでは口座がアクティブであるとはみなされないとのことです。

また、余談ですが、インアクティブ状態が7年継続すると、口座は凍結となります。国立銀行の管理下に移行します。凍結となると手続きはややこしくなります。

インアクティブになった口座をアクティブにするには、海外にいる場合には口座開設をした支店宛にインアクティブ解除要請を郵送します。郵送であるというのがポイントです。Emailでは受けてもらえません。また、国内の場合には、支店に出向いて該当口座から出金する必要があります。入金はATM機からでもできますが、それではインアクティブは解除されないのだそうです。入金は口座名義人以外の人にでも可能ですが出金は口座名義人しかできないので、出金しなければインアクティブのままというのは納得できますね。

私ももしかしたら以前書いた記事が正確でなかったような気がするのですが(私は説明を受けた通りに書いているつもりですが、勘違いをしていたり、そもそも教えてもらったこと自体が間違っていることもあるかもしれません)、インアクティブになる前は、出金でも入金でもどちらかが一回でもあれば、その取引(出金或いは入金)が行なわれた日から1年間、アクティブ期間が継続されます。一年に1回出金(クレジットカードを自動引き落としに設定しておいて使用する)でももちろんアクティブが継続されますが、アクティブの間は、先ほども書いたように入金をしてもアクティブ期間が延びるのです。

それが、インアクティブになってしまった後になると、指示を郵送で示すか或いは店頭に行かないと手続きができないのは前述の通りです。

さて、ここからが私が『これはいい!』と思った、インアクティブにしないための方法です。

①定期預金口座をお持ちの方は、単利になるように定期預金口座を作ってもらいます。元本は自動継続、利息は普通預金へ振り込まれるように、です。これは、HSBCではリレーションシップマネージャーやカスタマーサービスによって理解が違うのですが、MM2H定期預金については必ず複利にしなければならないと言い張るリレーションシップマネージャーもいますし、このカスタマーサービスが(そして移民局の係官も)言っていましたが、観光省が縛るのは元本のみで、利息も何か別のことのために使えないとは一言も書いていないので、複利にしたくない時にはそのように意思表示をして、それでも複利にしたがる時にはきちんと理解している(であろう)上の人に確認するようにお願いしてみましょう。上がダメだ、できないって言ったらそれまでですが。

※但し、観光省に長年勤めている人は、複利が当たり前で単利のものは見た事がないと言っていました。(まぁ、観光省の人たちは定期預金証書を見る機会は極めて少ないでしょうが・・・。)その人曰く、MM2H用定期から発生した預金を引き出す時にも観光省からの許可が必要だとのことでした。複利にしていたら当然必要になりますよね。

②単利の場合、その定期預金から得られる利息は指定口座への振込みとなります。通常は普通預金口座であろうと思います。

普通預金口座に入ったならば、今度はそれをインターネットバンキングで定期預金にします。RM5,000以下の場合は2ヶ月以上の定期にしかできない(だったかな?要確認)などの制約はありますが、たいしたことじゃないです。とにかくネットバンキングで預け入れ期間を選んで定期を作るのです。自動継続にします。

③作った定期は1年以上放っておいてはいけません。例えば2ヶ月定期にしたのなら、10ヶ月目頃でもいいでしょう、12ヶ月が経つ前にこの定期預金の元本を一旦普通預金へ戻します。一旦戻して、そしてまた定期を組み直すのです。

この時点で普通預金へは定期預金口座から定期の元本が入金され、新たに組み直される定期預金口座のために出金が行われます。アクティブの状態での取引ですから、入金だけでも良いのですが、どうせなら利息の高い定期預金を作ったほうがお得ですよね。

ご自分の口座間内でお金を動かしてインアクティブを回避するこの方法、インターネットバンキングができる人には大変便利なのではないでしょうか。

《これは一例です。》

MM2H定期預金RM150,000 → 1年後、3.15%の利回りで利息を得るとするとRM4,725の利息が発生する。

RM5,000以下の額の場合は2ヶ月かそれ以上の期間の定期しかできないので、RM4,725を2ヶ月定期にする(これは複利定期でも良い)。

10ヶ月後、RM4,725+10ヶ月分の利息を一旦普通預金へ移す(これでこの日から1年間、アクティブ期間が継続される)。

普通預金に入れておくのでは利息が僅かしか付かないので、また定期預金に戻す。2ヶ月後にまたRM4,725の利息が入ってくるので(3.15%の利回りの場合)、それと合わせて定期預金にするのも良いし、1年目の利息はより利率の高い1年定期などにしてしまい、2年目の利息を2ヶ月定期にしてしまうなどしても良いですね。

分かりづらいかもしれませんが、是非お読みになって活用して下さい。HSBCのクレジットカードやデビットカードをお持ちでない方(デビットカードも今年7月から発行されるようになったんだそうです。)には特に有用だと思います。あと、この方法は他の銀行に口座をお持ちの方々にも応用が利くと思います。

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投稿日:2013/09/06  Posted in HSBC | 1 Comment



マレーシアで亡くなった方のご家族から、故人の個人名義の預金を引き出したい時の手続き方法を知りたいとのご質問がありました。

私にとってはこのようなケースは初めてで、私も銀行(CIMB)のいろんな知り合いに片っ端から電話で問い合わせをしました。

結果、少し意外なことが分かったんです。

それは、遺言状はどうもいらないらしいということ。

もちろん、あればあったほうが良いのだろうとは思いますし、これはCIMBの例です、他の銀行は必要かもしれません。でも、CIMBのある支店の支店長には『遺言状がなくても家族が下ろせる』とはっきり言われました。

ご家族(故人の夫や妻、子ども)が、亡くなったご本人との関係をきちんと証明できる書類や、ATMカード・通帳、そして死亡証明書など、必要な書類は口座開設をした支店に確認するように、そしてそちらに提出するようにとのことでした。

それもそうです、同じ銀行内でもA支店でできることがB支店ではできなかったり、C支店で必要と言われない書類がD支店では必要だと言われたりということがしょっちゅうのマレーシアの銀行ですから、口座開設をした支店が処理をするのなら、その支店に必要書類を問い合わせれば間違いはないはずです。

このケース、これから手続きを始めようという段階ですので、途中経過や最終的にどのくらい時間がかかったのかなど、これから何回かに分けて記事にできれば良いなぁと思っています。

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投稿日:2013/09/06  Posted in 遺言・信託宣言 | Leave a comment



印刷物での発表が既にあるかもしれませんが、私の手元にはないので文章で書きます。

先日のプラウティクス周辺の一方通行化に伴って、Komtarへさえも乗り入れがなくなってしまっていた104番のバスですが、今日からKomtarに乗り入れています(これは目視確認済み)。

で、ルートはどうなっているかというと、ちょっと分かり辛いですが、必要であればグーグルマップでも開いて追ってみて下さい。

Pulau Tikusから先はGleneagles Medical CentreのあるJalan Pangkorまで行ってその後Jalan Kelaweiに入り、Gurney Plazaを通ってその先の十字路では左折、Jalan Bagan Jermalに入ってJalan Burmaとの交差点で右折、Tanjung Bungah方面へ向かっていた7月27日以降のルートですが、今日から、Jalan Pangkorからは右折することになりました。そして、日本領事館の入ったBHLビルの前を通ります。更に、何と、CitibankやCelcom(Malaysian Airlinesも入った建物)の前を通り、E&OやCity Bayview近くを通り、裁判所の廻りをぐるっと廻ってSt. Xavier Institution(うちの息子の通う学校です)の前を通り、Upper Penang Roadに入るんだそうです。Upper Penang Roadの入り口はContinental Hotel。余談ですが、Salsaというレストランが1階にあり、お料理が美味しかったのを覚えています。今もGrouponでオトクなセットメニューのクーポンが出ています(こちら)

バスルートの話に戻りますが、Upper Penang Roadから道なりにKomtarへ行き、終点は1st AvenueとKomtarの建物の間の道。Sushi KingやPizza Hutのある通りです。

KomtarからTanjung Bungahへは、Komtarを出てPenang Roadに入りJalan Burmaに入るところまでは一緒ですが、その後TMのほうへは行かずTransfer Roadへ右折、ずーっと真っ直ぐ行ってJalan Sultan Ahmad Shahに出ます。CelcomやCitibankの前の通りです。CitibankやCelcomって、バスで行くには時間がかかったり、長い距離を歩かなきゃいけなかったりで大変だったのですが、このルートがそのまま定着すればかなり便利になります。

日本領事館に行くのにも、これは有難いですね。7月27日以降は皆さんGleneagles前のバス停で降りて怖い思いをしながら道を渡っていたでしょうから、横断歩道がすぐ脇にあるバス停で降りれば良くなって、本当に助かります。

CitibankやCelcomの前を通るルートは以前少しの期間103が走っていたはずなのですが、Komtarを通らなければならないという大前提があったのでHotel Royal前のJalan Larutを通るよう変更になったのでした。その時『今回のルートのように走ればいいのに』と思ったのを覚えています(私の場合はE&Oの後すぐ右折でCity Bayviewの前を通る案でしたが)。なので、今回の改正は私が思っていたのとほぼ同じ、むしろより良いので嬉しいです。104なので40分に1本くらいしかないと思いますが、上手く時刻表に合わせられれば重宝します。

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投稿日:2013/09/02  Posted in 公共の交通機関 | Leave a comment



これは領事館に言うべきことなのかもしれませんが、それは今度行った時にするとして、問い合わせが多いのでここにちょっと書いておきます。

マレーシア滞在中にパスポートが切れそうになって更新することってあると思うんです。更新すると「新しいパスポートにビザを移してもらって下さい。ペナンの移民局で。」という案内を一緒に貰うと思います。(ペナンの領事館で更新の場合を例にしています。)

これはおかしな話で、正確には「以前のパスポートに貰ったビザの管轄の移民局で。」です。例えばMM2Hビザは現在はプトラジャヤの観光省内にある移民局セクションのみの発給となっていますから、新しいパスポートにしたらそのプトラジャヤの該当窓口で手続きをする必要があります。

就労ビザや帯同ビザにしても同じです。

ペナンの日本人学校に通っている子どもの話なのですが、父親の就労ビザはクアラルンプールで取得したもので、帯同者の子どものビザもクアラルンプールで取得していました。ですから、ペナンの移民局で手続きを取って下さいという案内は案内としては不親切で、不慣れな人には混乱を招いてしまいます。

領事館には常に正しい情報発信を心がけて頂きたいものです。

 

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投稿日:2013/08/28  Posted in ウンチク | Leave a comment



『旅券申請に際し、もう一方の親権者から子の旅券申請に同意しない旨の意思表示が、あらかじめ日本国内にある都道府県旅券事務所や海外にある日本国大使館、総領事館に対して提出されているときは、旅券の発給は、通常、当該申請が両親の合意によるものとなったことが確認されてから行うことになります。』(ペナン日本領事館のホームページ

要するに片親がもう一方の親の意思に反して子どものパスポートの更新をすることはできないということですね。

円満な家庭であればこれは問題にはならないと思いますが、仲の冷え込んだ夫婦や、離婚調停中であったり、親権がどちらか一方に決まっている場合には気をつけたほうが良いことだと思います。

 

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投稿日:2013/08/27  Posted in ウンチク | Leave a comment



3日ほど前にマレーシアへ戻ってきました。

実家にはインターネット環境がないため、特に頂いたメールへの返信が延滞してしまい、申し訳なく思っています。

そんな中で発見(?)したことがありましたので、日本にお戻りになった時にインターネット環境のない方のために書いてみます。

 

日本のセブンイレブンなのですが、お店内やお店の周囲ではインターネットが使えるようになっています(もちろん各自でデバイスを用意する必要はあります)。セブンスポット(7SPOT)というそうです。

登録を済ませると1時間×3回、無料でネットサーフやメールの送受信が可能となるのですが、なんと登録をしなくても繋がったものがありました。

それはFacebook、Line、Viber そしてホットメール。

もしかしたらそれ以外にもあるかもしれませんが、私が確認できたのは上記4つです。

調べものなどには使えませんが、お客様やお友達と連絡を取るのにこれらのツールを使ってであれば無制限に使えるというわけです。

 

最近はLineのIDやQRコードをメールに添えて下さる方が増えて来ていましたので、とてもタイミングが良く、助かりました。

今後も、私宛のメールには(差支えがなければ)FacebookやLineのアカウントを添えて下さると良いと思います。

投稿日:2013/08/25  Posted in ウンチク | Leave a comment