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バンクネガラの所有する博物館・美術館に行ってみよう

 

マレーシア人リー・リンさんによる日本語コラム。今回は、あまり知られていないマレーシア国立銀行が所有する博物館&美術館を案内してもらいました。地元の画家の絵から、マラッカ王国時代のコインまで、興味深い展示がありそうです。(マレーシアマガジン=リー・リン)

クアラルンプールで、半日くらい暇な時間があったら、どうやって潰せばいいかなー?

 

この間、バンク・ネガラ(マレーシア国立銀行)の博物館と美術館のことを友人から聞きました。「60年かけて集めたの絵を展示しているらしい」っていうのに興味を惹かれて、ある暇な土曜日の午後、バンク・ネガラ・マレーシア ミュージアム・アンド・アート・ギャラリー (Bank Negara Malaysia Museum and Art Gallery)に出掛けてみました。

 

車で行くなら、駐車場の入り口は建物の正面から見て右側にあります。国立銀行だからかもしれませんが、少し厳しい荷物検査が行われているような気がしました。駐車場の入り口で、警察がトランクを開けて荷物検査を要求しました。

 

車を停めてから、エレベーターで地上階に向かいましょう。エレベーターを出ると、博物館と美術館は右側にあります。博物館と美術館のロビーに入ると、もう一回手荷物検査です。出るときも同じです。

 

1階から3階では、かばんを持つことが禁止されていますので(財布、携帯電話、カメラしか許されません)、カウンターでデポジットとして1リンギを支払ってロッカー用のコインをもらって、ロッカーにかばんを預けておいてから、早速3階にある美術館で開催されている「The Unreal Deal」という抽象絵画の美術展へ。

 

 

「The Unreal Deal」は、1957年マレーシアが独立してから60年にわたって地元の画家が描いてきた抽象画が展示される展覧会です。今年8月31日から来年1月21日まで行われています。

 

 

静かな雰囲気が溢れている美術館をのんびりと回って、絵を観てみました。気に入ったら、しばらく絵の前に立ち止まって、何も考えずにじっと見つめると、なんだか心が落ち着いたような気がしました。

 

 

実を言うと、私は絵を描くこともできないし、鑑賞する方法や美術に対する知識も持ってない完全な素人です。こんな私に勝手な感想を言わせれば、マレーシアでも優れた才能を持っている画家がいますねー。自慢したくなります。

 

2階には、古銭・貨幣博物館が設置されています。元々さっと見回ろうとしたけれど、意外と心を惹かれました。15世紀マラッカ王国時代から、マレー半島とサバ・サラワク州で使われていたいろいろな原料を使ってさまざまな形に作られた昔のお金は、思ったより何倍も面白い!

 

 

マレーシアはまだ「若い」国なのに、わずか何百年の間にこんなにたくさんの種類の硬貨や紙幣も使われていたと知って、驚きました。

 

 

とても小さくて落としやすそうな硬貨もあれば、信じられないほど大きいお金も見つかりました。いかにも重くて運びづらそうでしょう。

 


 

1階では、経済博物館とイスラム金融博物館があります。経済とイスラム金融に興味があれば、ぜひ一度足を運んでください。

 

美術や歴史など満喫したら、家に帰る前に、G階にあるカフェでコーヒーを飲んで少し休んではいかがでしょうか。売っている食べ物について詳しい情報がありませんが、とにかくコーヒー、紅茶といった飲み物は安そうです。

 

 

バンク・ネガラ博物館と美術館は毎日午前10時から午後6時まで開放されていますが、そこで勤務している警察官によると、平日より週末に訪ねるほうがオススメです。比較的空いているし、駐車スペースも探しやすくなり、しかも週末は駐車無料になりますから(平日の駐車料金は1回5リンギします)。

 

住所: Bank Negara Malaysia Museum, Art Gallery and Knowledge Management Centre
Sasana Kijang, 2, Jalan Dato’ Onn, 50480 Kuala Lumpur.
電話: 03-9179 2784
Eメール: infomuseum@bnm.gov.my
公式HP: www.museum.bnm.gov.my
開館時間: 毎日午前10時〜午後6時
休館日: ハリラヤ・アイディルフィトリ
観覧料: 無料
交通案内: KTMコミューターで「Bank Negara」下車、徒歩15分
LRTアンパン線で「Bandaraya」下車、徒歩20分