マレーシア、交通の要はここ、KLセントラル。
KLセントラル駅は2001年に開業した駅で、マレーシアの交通の中心となっています。
元々はムーア建築で有名なクアラルンプール駅が、中央駅として活躍していましたが、
KLセントラルがオープンした事により、中央駅としての機能を移動しました。
KLセントラル駅は、クアラルンプール国際空港と同様に、
故黒川紀章が設計を担当しています。
東南アジアでは、かなり大きな規模の駅で、構内の案内版はマレー語、英語、
そして日本語の表示がされています。
軽食カフェや、銀行、両替商、美容室などの施設もあり。
構内は、ほぼ四角形。
全ての方向に出入り口があり、それぞれが別のコーナーに独立しています。
①1Fからエスカレーターを登って地上に出ると、横断歩道があり、
そこを渡るとすぐ目の前がメリディアンホテルとヒルトンホテルです。
飲食の評判も良く、なによりも便利!エスカレーターの裏側には、大きなロッカーもあります。
②タクシー乗り場や、飲食店がチラホラあります。
MAYBANKやCIMBなどの銀行も。KLIAエキスプレスのチェックインカウンターもあり。
中ではマレーシア航空、キャセイパシフィック航空、エミレーツ航空、
ロイヤルブルネイ航空などのチェックインが可能です。
2番と3番の出口を結んだ所には、新しいホテル「LOFT」が。新しくてとても便利です。
③この出口から地下に降りた所に、タクシー乗り場、LCCまでのバス乗り場、
ゲンティンハイランドなどのバス乗り場があります。
現在は開発が著しく、常に工事現場のような環境。
この出口からブリックフィールズまでは、徒歩5〜8分程度。
これも工事中のような場所を歩いて行きます。途中には警察も常駐しているので、
昼間の移動に特に問題はなさそうです。
④KLIAエキスプレスの到着口。
道路沿いにはバジェットタクシーや、ハイヤーなどが並んでいます。
チケット制なので、ぼられる事もなく安心してホテルに迎えますね♪
⑤建物中央部には、LRTとKTMの改札が並んでいます。
それにKLIAトランジット(KLIAまでの普通列車)のチケット売り場もあります。
LRTは5分に一度来る、時間に正確で便利な乗り物です。
窓口ではチケットの購入は出来ず、両替のみ。販売機でチケットを購入します。
KTMは路面電車で、20分に一回の運行です。
こちらはLRTと違い、販売機が故障している事が多いので、窓口で買いましょう。
行き先を言えば値段を知らせてくれます。
KLIAトランジットは、KLIAだけではなく、プトラジャヤにも向かいます。
プトラジャヤや、サイバージャヤを見学したい場合、ここからプトラジャヤまで電車に乗り、
降車後タクシーで移動しても良いでしょう。
KLセントラル駅からは、イポーへの鉄道(ETS)も伸びています。
所要時間は特急で約2時間、各駅停車で2時間30分。
一日14本もあるため、利便性も抜群。
イポーの駅は町歩きにも便利な位置にあるため、オススメです☆
KLセントラル駅の構造
地下プラットフォーム—KTMインターシティー・KTMコミューター
1階—各路線改札口
2階—LRTプラットフォーム ークラナジャヤ線
3階—フードコート
※KLセントラル駅の注意
路線図では直結しているモノレールですが、現在は駅外部に位置します。
場所を探しながら歩くと7、8分かかります。上記地図の③番目から出ると良いでしょう。
【KLセントラル駅】Kuala Lumpur Sentral Railway Station
1Sentral, Jalan Travers, KL sentral 50470
☎603-2730-2000
公式HP:http://www.klsentral.com.my/Home.aspx
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