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マレーシアの空港にジャンボ機の忘れ物が話題

 

マレーシアの国際空港にジャンボ機の愛称で知られる航空機3機が1年以上放置されたままとなっていると言う事で、空港の運営会社が所有者に名乗り出るよう求めていた。

 

運営会社は所有者への連絡を試みたものの、誰が所有権を持つのか解らなかったため、7日、所有者に対して名乗り出るよう求める異例の広告を出した。

 

広告では所有者に対して駐機料の支払いを求めると共に、2週間以内に名乗り出なければ未払いの料金回収のため、機体を売却処分するとしていたが、これを受け、マレーシアのベンチャー会社「スウィフト・エアカーゴ」が10日、所有者として名乗り出た。同社は航空機を合法的に購入したと主張しており、空港側が所有者不明と発表した事に仰天していると言う。

 

また、同社は今年6月に航空機を前所有者から購入し、KLIAの運営会社ともここ数ヶ月に渡って連絡をとっていたとしている。ピーターソンCEOによると、同社が再三に渡って全所有者からの取引明細書を含めた関連書類をKLIAに提示、3機の所有を主張したものの、空港側は認めなかったと言う。

 

ピーターソン氏は、全所有者の未払いの着陸料や駐機料を回収したいために、KLIAがこのような作戦を練ったのではないかと語っている。