icon-plane マレーシアの今年の漢字−中国メディア

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マレーシアの今年の漢字−中国メディア

 

新華網によると、マレーシアの今年の漢字は「苦」に決まったと言う。マレーシアの華人親睦組織「マレーシア中華大会堂」とマレーシア中国文化センターが11日、セランゴールのシャーアラムにて今年の漢字を発表した。

 

今回の「今年の漢字」選考には、過去最多となるマレーシア国籍の1万4078名が参加した。「苦」の得票率は、全体の16%。次点の「貧」15%を押さえてトップとなった。3位には「税」14.1%が入っている。

 

マレーシア中華大会堂の方天興(ファン・ティエンシン)会長は、発表セレモニーにて「今年の漢字はどれもマレーシアで今年起きた大きな問題や、庶民と関係の深い重要な課題と関係がある。「苦」が選ばれたと言う事は、庶民が今年から導入された消費税や、それに伴う物価の高騰、通貨の下落などの影響に大きな不満を抱いていることを示している。庶民は今一致団結し、共に苦難を乗り越え、来年を良い年にしなければならない」と語っている。

 

マレーシアの「今年の漢字」選考は2011年から始まった。