19日、マレーシア政府のハミディ副首相は、マレーシアへのすべての外国人労働者の募集を一時的に凍結する事を発表した。
マレーシアの現在の労働力は、全体労働者1530万人で25%が外国人労働者。210万人の外国人労働者の他、170万人もの不法労働者がいると推定されており、ほとんどの労働者がバングラディッシュ、インドネシア、ミャンマー、インドからの労働者で、サバ州ではそれらのほとんどがフィリピン人となっている。
政府は景気減退の中、あくまで「一時的な措置」としているが、ビジネス・産業界からは大きな反発が起きており、その損失は数十億ドルにのぼる可能性もあるという。(Newstraitstimes)