icon-plane オタフクソース、イスラム圏進出 マレーシアに合弁会社設立

オタフクソース、イスラム圏進出 マレーシアに合弁会社設立

 

オタフクソース(広島)は25日、イスラム教の戒律に則った「ハラルお好みソース」を現地で販売するため、マレーシアに合弁会社「オタフクソースマレーシア」を設立したと発表した。

 

同社社長の佐々木直義社長は「宗教上の理由で食べられないという声も聞く。このソースでたくさんの人達に食べてもらいたい。」と述べている。イスラム圏でソースを販売する場合、原材料をハラル対応する必要があり、国内のソースは肉エキスや酒精などを含むため、輸出が出来なかった。

 

そこで今回ハラル認証を政府が全面的に支援するマレーシアで、外食チェーンの実績がある現地の会社と合弁会社を設立した。工場はクランに設置、7月から稼動し、2017年にはハラル認証を受けた業務用ソースの販売を目指して行く。