icon-plane 米司法省、1MDB関連事件で映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の製作会社を提訴

米司法省、1MDB関連事件で映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の製作会社を提訴

 

マレーシア国営ファンド「1MDB」から10億ドル以上の資金が行方不明となった事件に関連し、米司法省は20日これまでの捜査により、これらの資金の一部はレオナルド・デカプリオ主演の映画「The wolf of wall street」などに利用される事で、資金洗浄されていた事が判明したとして、映画製作会社のRed Granite Picturesに対して民事訴訟をおこした事を発表した。

 

米司法省によると、資金は映画の他、マンハッタンやビバリーヒルズの豪邸、プライベートジェット機、ゴッホやモネの絵画の購入などにも流用された可能性があるという。

 

映画製作元のRed Granite Picturesは、1MDBの運営にも関わっていたマレーシア人のリザ・シャリズ・ビン・アブドゥル・アジズが設立した会社で、当局ではこの人物がファンド資金の流用を行ったと見ている。