シンガポール当局は28日、同国在住のマレーシア人女性(47)がジカ熱に感染した事に続き、さらに40名が国内でジカ熱に感染したと見られると明らかにした。
感染者の多くは建設現場で働く外国人労働者、マレーシア人女性はシンガポールで初の国内感染例。当局は発表で「感染者らがジカ熱の流行地域に最近渡航したと言う情報はなく、国内で感染が起きている可能性が高い」と指摘している。
現在41名の感染者のうち34名は回復、残る7人は症状がまだおさまらず、入院中だという。また当局は、感染が確認されたエリアに住む住人、特に妊娠中の女性に健康診断を受ける事を呼びかけている。