icon-plane 吉本「住みますアジア芸人」のサバイバル生活の実態は?

吉本「住みますアジア芸人」のサバイバル生活の実態は?

 

マレーシアマガジンでは吉本興業の「住みますアジア芸人」としてマレーシアで活躍するピン芸人、KLキンジョーさんの連載が始まります。ボロボロのカバンになぜか野菜を詰め込んで移動しているキンジョーさん。まずは一体何でマレーシアに住むことになったのか、どんな活動をしているのかを聞いてみました。(聞き手・野本響子)

ーー芸人になったきっかけから教えてください。

8年前、大学1年生の時に「芸人やりたいなー」と言ってお母さんに相談したんですよ。そしたら、「大学辞めて吉本行け!」って言われまして……。それで大学辞めて吉本興業の養成所に入りました。

 

ーー辞めちゃったんですか。

はい。6年日本で芸人やって、大阪から東京に進出し、テレビにも出ました。そして吉本興業の芸人がアジアに住む「住みます芸人」企画が始まったので、応募したんです。もともと、米国に留学したりして、海外ロケができる芸人になりたいなと思ってました。

 

ーーマレーシアを希望された?

最初は台湾希望だったのですが、マレーシアになりました。実は「日本をベースにして、ちょっと行ってくる」というイメージだったんですが、まさか本当に住むとは思いませんでした(笑)。

 

ーー一人で来たんですか?

いえ。きてからすぐにテレビ東京系の「眠れるスター目覚ましバラエティ”ハックツベリー”」の企画で半年はロケがありました。ところがロケが終わってみんな帰ることになり、僕も帰ろうと思ったら一人取り残された。

イヤー、マジかと思いましたよ。日本語でしか芸人やってないし。マネージャーもいなくなって(笑)。

 

■一人ぼっちのスタート。マレー語を3ヶ月特訓した

 

ーーそれでどうしたんですか。

仕方ないので、英語とマレー語の勉強始めました。まずは言葉覚えないとな、と。最初、英語でショーをやって、あちこちのオーディション受けたりしてました。そして2015年10月にマレーシアの英語のコメディショーで優勝したんですよ。

ところが、ここで驚愕した!

 

ーー驚愕した?

英語でやるスタンドアップコメディってすごいんです。一人で1時間ずっとしゃべって、お客さんをドッカンドッカン笑わせてるんですよ。日本のピン芸人のショーって、せいぜい5-10分なんです。ワンランク上だな、これはすげーな、彼らにはかなわないと。

 

 ーーMVPとったのに、かなわないと。

あと、英語のスタンドアップって、お客さんが駐在の西洋人や中国系マレーシア人ばかりで、マレー人のお客さんがいないんです。なぜかなと思って聞いてみたら、ショー自体をバーでやることが多く、お酒も出すから、イスラム教徒のマレー系は来にくいんだそうです。それならば、僕は英語じゃなくて、マレー語でやろうと思った。そこで、三ヶ月詰め込みで、マレー語を勉強しました。

 

ーーマレー語はどうやって勉強したんですか。

ショッピングモールで、手当たり次第にお客さんとひたすらしゃべりました。そしたら、少しずつ話せるようになってきた。そのうち地元のコメディショーにも出してもらえるようになりました。

 

ーーサバイバルですね。
すると、今度は日本テレビとマレーシアのテレビの共同制作ドラマからも「マレー語できる日本人を探している」って言われて、出演が決まったんです。

ーー放映はいつですか?
22日に出ますので、皆さん、みてください。

 

ということで、KLキンジョーさんが出演する「J.K.K」マレーシアでは22日土曜日の夜11時30分からマレーシアのTV3チャンネルです。みてくださいね。

 

キンジョーさんのインスタグラムはこちら。

https://www.instagram.com/kinjoyuichiro/

フェイスブックはこちら。

https://m.facebook.com/people/Yuichiro-Kinjo/100009115670838

あと英語のショーが隔週水曜日であります。

https://www.facebook.com/crackhousecomedy/

マレー語のショーは隔週日曜日にやります。
上記をご確認の上おいでください。