icon-plane ボディショップが「華人のみ」を募集する求人広告を出して謝罪

ボディショップが「華人のみ」を募集する求人広告を出して謝罪

 

 

イギリスの化粧品チェーン店、ボディショップ・マレーシアが出した広告が「人種差別的」であるとして糾弾された。マレー・メールなどの地元紙が伝えた。

 

問題となったのは、イポーのイオン・クレバン・モールにある店舗が出した「セールスコンサルタント募集・華人のみ」とする求人広告。1月11日に、この広告は一人のフェイスブックユーザーによって写真に収められ、それがシェアされたことにより、またたく間に広まり、マレーシアのネチズンたちからの怒りの声が集まった。
 
投稿者はボディショップを「人種差別者」「無知である」と糾弾している。これに対し、ボディショップはフェイスブックで公式に謝罪した。

 
ボディショップは女性の投稿に対するコメントで、「シェアしてくれてありがとうございます。これはどんな状況でも許されることではありません」と認めた上で、「ご指摘の通り、インターナショナルな企業としても、差別に反対する企業としても、我々は採用で人種差別はできませんし、これからも致しません。態度や経験、技術や語学などの能力の方が、人を採用するにあたって重要です。同僚によるこのような行為に対しては直ちに是正をしますのでご安心ください」と述べている。

 

記事掲載日時:2017年02月02日 07:55