楽天証券株式会社がマレーシアにて設立した合弁会社Rakuten Trade Sdn Bhdが営業を開始する。口座開設から取引までインターネット上で完結するマレーシア国内では初のネット専業の証券会社となる。
5月19日より、楽天証券株式会社がマレーシアにて設立した合弁会社Rakuten Trade Sdn Bhdが営業を開始する。Rakuten Tradeは、楽天証券とマレーシア大手証券会社Kenanga Investment Bankが50:50の割合で出資する合弁会社。2016年4月に設立され、2017年4月にライセンスの取得が完了した。株式取引の手続きから取引まで全てをインターネットで行える初のネット専業の証券会社として、営業を開始する。
「日本で長年培ってきたネット証券としての経験やノウハウを有する楽天証券と、現地の大手証券会社であるKenangaグループが協力し、マレーシアの個人投資家に対して、若年層など、新たな顧客層獲得と市場創造を目指します」とする。
楽天証券にとっては、2015年の香港、2016年のオーストラリアにおけるFX事業に続く海外事業の展開となる。
写真はPhoto ACより
記事掲載日時:2017年05月22日 07:58