icon-plane マレーシアで7月より観光税導入・宿泊客に最大RM20課税

マレーシアで7月より観光税導入・宿泊客に最大RM20課税

 

マレーシアでは7月1日より宿泊客に観光税を導入する。この観光税について、自治体などからは強い反発の声が上がっている。

 

マレーシア政府観光局では7月1日より、宿泊施設に課税する観光税を導入する。ホテルなどの宿泊1日につきランクによりRM2.5-20が徴収されるというもの。ただし、民宿や営利目的ではないもの、部屋数が10室以下のもの、政府機関が研修や教育目的で運営するものーーなどは非課税となる。

 

観光税については当初8月から導入という報道もあったが、6月9日、ナズリ・アジズ観光文化大臣が、7月1日からの実施を明言した。

 

一方、観光税をめぐっては各州が激しく反発している。サラワク州はすでに政府観光局から脱退した。独自に観光税を2014年から開始して来たペナンでは、今後も州独自のRM3を徴収する方向で、観光局の税金は取らないと発表。ランカウイ観光協会なども導入に反発している。各自治体との調整は必須でまだしばらくは議論が続きそうだ。