icon-plane ISETAN The Japan Storeの「ARTs of JOMON ‐HYPER SUBCULTURE‐」展レポート

ISETAN The Japan Storeの「ARTs of JOMON ‐HYPER SUBCULTURE‐」展レポート

 

6月17日から8月13日までクアラルンプールのLOT10にあるISETAN The Japan StoreのCUBE_1にて、「ARTs of JOMON ‐HYPER SUBCULTURE‐」展が始まった。初日の展示の様子をレポートする。(マレーシアマガジン=野本響子)(PR)

 

縄文時代をテーマにしたユニークなアートイベント。初日の6/17(土)には、マレーシアのMMUのヤップソービン氏×展示会のキュレーター小林武人氏によるギャラリートークが行われ、現地のメディア関係者なども集まった。

 

 

日本の現代アーティストたちの作品展示を通じて、縄文時代と日本独特のサブカルチャーとの関係性など、太古と現代の繋がりを体感できる展示会だ。すでに同じテーマの展覧会はニューヨーク、パリのジャパンエキスポなどで開催され、好評だったという。

 

日本からは、現代美術のアーティストたちが来馬した。もっとも目を引くのが、坂巻善徳 a.k.a.sense(美術家)+澁谷忠臣(グラフィックアーティスト)による会場壁面を使ったライブペインティングのパフォーマンス。このペインティングは、今後マレーシアのアーティスト、muloとART:TECHが引き継ぎ、両国のアーティストがコラボして1つ壁画を創りあげる試みだ。

 

 

 

このほか、会場にはテーマはさまざまだが、造形作家、陶芸家、3DCGアーティスト、映像作家など日本の現代アーティストが参加。縄文時代という古代の精神性を、現代のサブカルチャーとミックスさせたユニークな作品が並ぶ。

 

 

縄文時代の土偶や土器などのモチーフを用いた新しい世界を来場者たちは楽しんだ。一見、土器のように見える作品もあるのだが、よく見ると、最新の3DCDグラフィックや3Dプリンターなどを用いている。なかにはスマートフォンのスピーカーとなる作品や、精巧なフィギュアもあった。

 

 

 

 

展示は11時から21時まで(最終入場は20時30分)。入場料はRM15。学生はRM10(ただし学生証もしくはIDの提示が必要※) ※13歳以下は無料だが、入場する際は大人の同伴が必要となる。

 

 

なお、毎日行われるワークショップとして、縄文時代に石器として使われた黒曜石を使ったアクセサリー作りが体験(参加費:RM10)できる。この日の参加者たちもアクセサリー作りを楽しんだ。記者が試してみたところ、かなり本格的で、所要時間は1時間強と行ったところ。

 

 

このほか、随時、日本から講師を招いたワークショップを開催する。

3Dプリンティング・クラス

3DCGデザイナー・小林武人によるワークショップ

6月24日(土曜日)25日(日曜日)
8月5日(土曜日)6日(日曜日)

(1)14.00-15.30 (2)16.30-18.00

受講料 RM80(学生はRM60)

縄文陶芸クラス

日本のセラミックワーティスト・大藪龍二郎によるワークショップ
7月22日(土曜日),23日(日曜日)
14.00ー16.30

受講料 RM200(学生はRM180)

 

お申し込みや詳細は、CUBE_1カウンターもしくは下記WEBサイトまで。下記サイトではオンラインチケットが購入可能。
http://www.cube1kl.com/

 

(PR)

記事掲載日時:2017年06月19日 11:40