icon-plane 日本産牛肉、7年ぶりにマレーシアへの輸出解禁

日本産牛肉、7年ぶりにマレーシアへの輸出解禁

 

日本産の牛肉のマレーシアへの輸出が7年ぶりに解禁となった。2010年より、口蹄疫の発生により禁止されていた。

 

農林水産省は7日、マレーシアに向けての日本産牛肉の輸出が解禁されたと発表した。マレーシア政府当局は、マレーシアのハラール方式を取り入れた日本産牛肉輸出施設、ゼンカイミート(熊本県)、にし阿波ビーフ(徳島県)を承認したと公表。これを受け厚生労働省が「対マレーシア輸出牛肉取扱要綱」を定め、自治体に対して通知した。

 

主な輸出条件は、日本国内で輸出前12ヶ月間口蹄疫及びBSEの発生がないこと。マレーシア獣医サービス局(DVS)の認定を受けた輸出施設で処理(すべてハラール方式で処理)されること。月齢制限はないという。

 

日本産牛肉のマレーシア向け輸出は、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の発生で2010年5月から禁止されていた。その後、農水省は厚生労働省と連携して2010年10月からマレーシア当局と輸出再開の協議を続けており、今回7年ぶりの再開が実現した。

 

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