シンガポールとマレーシアのジョホール・バル間に、新たに短い鉄道が建設され。スターが伝えた。
シンガポールとマレーシアの間に、新たに短い鉄道が建設されることが決まった。これは1月16日、マレーシアとシンガポールの両政府が合意した。
新しく作られるのは「ジョホールバルーシンガポール・ラピッド・トランジット・システム(RTS LINK)と呼ばれる全長4.2キロの鉄道で、シンガポールとマレーシアのジョホール・バル間を運行。ジョホールバルのブキッ・チャガー駅とシンガポールのウッドランズ・ノース駅には、共同で運営される税関、イミグレーション、検疫所を設置し、両駅をシームレスにつなぐ。
両国間の鉄道としては、2010年9月に合意となった、マレーシアのクアラルンプールとシンガポールの間を結ぶ「長距離高速鉄道」に続く、2つ目の合意となる。
ジョホール・バルとシンガポール間は往路の混雑が激しく、両国をつなぐ道路では交通量の増大による渋滞が問題となっていた。
RTSは、2024年12月の開業を目指す。