icon-plane 安倍首相とマハティール首相が「新ルック・イースト政策」について会談

安倍首相とマハティール首相が「新ルック・イースト政策」について会談

 

訪日中のマハティール首相と安倍首相が12日、首脳会談を行った。日本の外務省が伝えた。

 

6月12日,日本の安倍晋三総理大臣は,訪日中のマハティール首相と首脳会談を行った。会談には,西村康稔内閣官房副長官他が同席した。会談は、午前10時25分頃から約70分間行われた。

 

安倍総理大臣は,かつて「ルック・イースト政策」で教育・人材育成・技術移転・産業協力が進展し,両国民の絆が深まった。これを基礎に協力関係を拡大し、新たな高みに引き上げたいと話した。これに対し,マハティール首相は,自分は頻繁に訪日するので,改めて日本との関係を強化していきたい旨を述べた。

 

次に、安倍総理大臣は「ルック・イースト政策」をバージョン・アップするための方策を今後議論していきたいと話した。日本の科学技術,職業意識の活用と同時に、マレーシア人の活力を日本と地域の発展に活かした協力関係を構築したいと述べた。日立のマレーシア支社長や,シルバーレーク社創業者は元日本留学生であり,彼らがマレーシアの発展の原動力となった。今後も,日本語教育の拡充、留学生や研修生の受入等を通じ,各方面で活躍する人材育成を促進したい。若者の交流のため,高校生を日本へ招待する取り組みを開始すると話した。これに対し,マハティール首相は,「ルック・イースト」を開始した当時,日本の文化的側面に着目。特に日本の勤労文化から学ぼうとしたが、改めて強化していきたいと話した。

 

安倍総理大臣は、日本は最大の対マレーシア投資国であり,1,400社の日系企業がマレーシアに進出中であること。34万人の雇用を創出していることに言及しつつ,防衛協力や海洋安全保障分野の協力も強化したい,法の支配に基づく自由で開かれたインド太平洋の実現マレーシアを含むASEAN諸国と具体的な協力を積み重ねていきたいと伝えた。
これに対して、マハティール首相は,対立や緊張は望ましくなく,航行の自由を確保することが重要であると話した。

 

また、両首脳は,拉致,核,ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けた具体的な行動を北朝鮮から引き出すことが重要との点も含め,北朝鮮を始めとする地域情勢についても議論した。

 

写真は外務省広報より。

 

記事掲載日時:2018年06月13日 09:20