icon-plane エアアジアXが、長距離専用にエアバス「A300-900neo」を追加発注

エアアジアXが、長距離専用にエアバス「A300-900neo」を追加発注

 

エアアジアXはエアバス「A300-900neo」を追加発注した。クアラルンプールからヨーロッパへのノンストップ飛行が可能な性能を持つ。(マレーシアマガジン=かりわめぐみ)

 

エアアジアXは、2018年7月19日にエアバス「A300-900neo」を、34機追加発注した。すでに66機を発注済みで、合計100機となる予定だ。ロンドン郊外で開催された、ファンボロー国際航空ショーで発表された。

 

エアバス「A330-900neo」は、人気の高い「A330」ファミリーの実績をベースに改良された、全長63.66mのワイドボディ旅客機だ。客席数は287席。全席エコノミー仕様では最大440席となる。

 

これまで8時間から9時間の飛行時間で、アジア中心の航路展開をしていたエアアジアX。2017年に計画していたクアラルンプール空港からロンドン・ガトウィック空港への長距離サービスを、航続距離、積載量の制限により一時断念していた。今回の燃費、航続距離の改善により、低運賃でのヨーロッパ飛行が可能になると明言している。

 

客室には、新ブランドの「エアスペース」を採用。大型の手荷物収納棚や、LED照明、従来より広い座席と、最新のエンターテインメントを完備。Wi-Fi通信も利用できる。

 

フロントファンは従来より大型化した。現行の「A330」エンジン「Trent700」に比べると、バイパス比(エンジンに空気を取り込む質量)は5:1から10:1の二倍で、低燃費と低騒音を実現している。

 

主翼も、従来の60.3メートルから64メートルに大型化。軽量化したシャークレット(翼の先端にある空気抵抗を調節する部品)も備え、空力特性が改善された。航続距離は、同サイズ「A330-300」の6350海里(1万1750キロ)に対し、「A330-900neo」は6550海里(1万2130キロ)と向上した。

 

エアアジアXのエアバス「A300-900neo」は、2017年10月19日、初飛行に成功し、1100時間の飛行試験を終えたのち、9月に商業運航を予定している。マレーシア、タイ、インドネシアの拠点から運行する。

記事掲載日時:2018年07月23日 23:28