icon-plane 蘇芳さくらさんに聞く・海外に進出する日本の伝統芸能

蘇芳さくらさんに聞く・海外に進出する日本の伝統芸能

 

日本文化を海外に伝える人が増えている。マレーシアマガジンでは、来馬した剣舞パフォーマンスをしている蘇芳さくらさんに海外での日本文化についてお話を伺った。(マレーシアマガジン=野本響子)

 

8月26日、日本で剣舞パフォーマンスをしている蘇芳さくらさん、能楽師の小林晋也さん、津軽三味線六段の田口修吾さん、高校生で長唄や津軽三味線を演奏する下口輝晴さんが来馬し、パフォーマンスを披露した。

 

蘇芳さくらさんは、千葉テレビで和のパフォーマーを紹介する番組「ダイヤモンド✩コレクション -桜舞乱舞」のメインのMCとして活躍する。日本の伝統文化を発信する活動をしており、最近では、伝統芸能を海外に積極的に紹介している。

 

ーーどんな伝統芸能を紹介しているのでしょうか。
私自身は剣舞パフォーマンスを中心に活動していますが、アーティストで俳優でもあります。テレビは仲間と自分の夢の叶えるためのツールの1つとしてオーナー兼プロデューサーとして企画から参加しています。一緒に公演した方をもっと注目してもらえないかと始めました。三味線と能、お神楽、振袖(舞子芸者)、能、うどん打ち、墨絵、ボイスパーカッション、書道三味線、太鼓など、多岐に渡ります。

 

ーー日本のアーティストが海外に進出する流れが来ているのですか。
今は、日本ではアーティストが売れにくくなっていて、日本から発信するより、海外出た方が注目されやすいんですよ。テレビも求心力が昔より弱くなっています。Youtubeやニコニコ動画の方が注目されやすいのですが、どこが起爆剤かわかりにくくなっている。大ヒットした「ピコ太郎」とかまさにそうですよね。

 

ーーどのように海外に進出するのですか。
今はオリンピックが来るので、そこに向けていろいろ発信し、オーディションを受けたり、売り込みをしたりして、積極的に売り込んでいます。でも競争率が高いです。あとは口コミ。海外にも流行りがあって、今は和楽器バンドが人気を博していますね。

 

ーー海外に出る難しさはありますか?
マレーシアだと、中国の文化と似ている部分があるので、「それは受けないかな」と言われてしまったりします。例えば、お琴や獅子舞、琵琶などは、中国文化と似ているんで難しいのですよ。

 

ーーマレーシア人の観客の反応は?
今回初めてマレーシアでパフォーマンスしましたが、観客の反応が良く、盛り上がって楽しかったです。特に盆踊りはこちらでも皆さん馴染みがあるようでした。また、「残酷な天使のテーゼ」などのアニメソングも反応が良かったです。
刀は珍しいようで、写真を撮られる方が多かったです。

 

ありがとうございました。

 

今回来馬されたみなさんのプロフィル

田口修吾さん
郷土民謡協会の津軽三味線六段でギネス記録に参加獲得。
国内、海外などでの演奏活動、様々な楽器とのコラボ演奏など積極的に行う。

 

能楽師・小林晋也さん
重要無形文化財保持者総合認定の能楽師。
国内外で積極的に活動している。

 

下口 輝晴さん
津軽三味線。16歳の高校1年生だが、津軽三味線や民謡を披露。
ニュージーランドへの留学が決まっている。

 

記事掲載日時:2018年09月05日 19:36