icon-plane Aki Fest開催前に聞く・マレーシアの日本人留学生団体「JSAM」とは?

Aki Fest開催前に聞く・マレーシアの日本人留学生団体「JSAM」とは?

 

今月9月28日(金)にテイラーズ大学で「アキフェス」(Aki Fest’18)が開催される。このイベントを計画したのは、マレーシアで学ぶ日本人学生たち。学生たちを束ねるJSAM(マレーシア日本人学生会)とはどんな組織なのか。(マレーシアマガジン=角川佳蓮)

 

今月9月28日(金)にテイラーズ大学で「アキフェス」(Aki Fest’18)が開催される。日本のお祭りのような雰囲気の中、餅つき、よさこい、ソーラン節など日本特有の出し物を楽しんだり、浴衣を着ての記念撮影ができたりというイベントだ。実はこのイベント、企画から運営までのすべてをマレーシアで学ぶ日本人学生たちが担っている。学生たちを束ねるJSAM(マレーシア日本人学生会)はどんな組織なのか。

 

JSAMが発足したのは2016年11月。マレーシアで留学やインターンをしている日本人学生が集まった団体で、イベントの企画や運営を行っている。JSAMの掲げるビジョンは大きく二つある。

 

一つは、日本人学生たちのための環境やリソースを提供すること。その根底には、一人ではできないことも複数なら実現するという考えがある。学生同士、企業と学生がつながる「場」としての役割も担っていく。将来、マレーシアで学んだ学生たちが世界で働くようになれば、OB・OGとのつながりも心強いものとなる。マレーシアの学生に不足しがちな就活の情報を交換したり、勉強以外の活動を増やしたりすることを目指す。

 

もう一つのビジョンは、マレーシアと日本の架け橋となることだ。マレーシアの魅力を、日本にいる人たちに向けて発信していく。実際に自分たちが情報不足で困った経験があるからこそ、そこにかける思いは強い。WebやSNSで情報発信するほか、JSAMのメンバーが長期休暇で日本に一時帰国した際には、高校や大学へ赴いての講演活動も行う。また、実際にマレーシアに来た学生たちが日常生活で躓くことなく、すぐに勉強などに専念できる環境づくりを目指す。

 

 

アジアで留学している学生たちの勢いは止まらない。つい最近には世界の学生を繋ぐWorld Diverse(世界日本人学生会)も設立された。今回の記事では詳しくは触れないが、簡単にいうと、JSAMをきっかけに発足したインドネシア、カンボジア、タイ、インドの各国にある日本人学生会(JSA)をまとめる組織である。JSAMはマレーシア留学に関する事項にフォーカスする一方で、World diverseは、広くアジア留学を斡旋していく。今後はWorld diverseとJSAMが協力して、さまざまなアジアの国で学ぶ日本人同士がつながることもあり得る。これからのJSAMの活躍にも期待したい。

 

記事掲載日時:2018年09月24日 09:06