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マレーシア政府が医療大麻合法化を検討

 

マレーシア政府が、医療大麻を合法化することを検討中だ。「マレーシアは最も早く医療大麻を解禁するアジア国になるかもしれない」とブルームバーグが報じた。(マレーシアマガジン=リー・リン)

 

マレーシア水・土地・天然資源大臣のザビエル・ジャヤクマール氏によれば、9月19日に行われた閣議で、大麻の医療価値を巡って「少しだけ」話し合いが行われたという。また、関連のある法律を改正することについての非公式討論も始まったそうだ。

 

今回の検討に踏み込んだきっかけが、8月30日に薬用大麻所持で死刑判決が下されたムハマッド・ルクマンのケースだ。29歳のルクマン氏は、3.1リットルの大麻油、279グラムの圧縮された大麻、テトラヒドロカンナビノール(THC)を含む1.4キロの物質を持っていたため、2015年12月に逮捕された。ルクマン氏の弁護士によると、ルクマン氏は単純に大麻の有効成分であるTHCが必要な患者を治すため、大麻を持っていたという。

 

ルクマン氏への死刑判決に対して抗議の声が寄せられている。ルクマン氏を釈放するよう呼びかけるオンライン請願書には、2週間で署名した人が6万3千を超えた。請願書によれば、ルクマン氏は薬用大麻で800人の患者を治療したという。

 

マレーシア内閣は、ルクマン氏の死刑判決を取り消すことに同意した。しかしジャヤクマー大臣は、医療大麻を合法化するために賛成多数を得ることは難しいと伝えた。

 

記事掲載日時:2018年09月27日 16:15