icon-plane サバ州東海岸で誘拐事件発生の恐れ

サバ州東海岸で誘拐事件発生の恐れ

 

在マレーシア日本国大使館から、緊急でサバ州東海岸で誘拐事件の警告が出ている。

 

10月28日夕方ごろ、在マレーシア日本国大使館は、サバ州東海岸で誘拐事件の恐れがあるとして緊急警報を出した。大使館からのメールによれば内容は以下のとおり。
——
サバ州沿岸で、アブサヤフ・グループによる外国人誘拐事件発生のおそれがあります。十分お気を付けください。
1.10月28日、国際海事局海賊情報センター(The IMB Piracy Reporting Centre)は、「サバ州海岸でアブサヤフグループ(ASG)による外国人の誘拐が敢行されるおそれが高い」として、各国及び同海域を航行中の船舶に警告を発しました。
URL→ https://www.icc-ccs.org/piracy-reporting-centre 
2.同センターによれば、ASGの船体青色、白色の2隻のボートが出港し、センポルナにおいて、第一対象を外国人、第二対象を漁船とした誘拐計画を把握した、とのことです。
また、上記に関連して、SITANGKAI TAWI-TAWIにおいてASGとされる8名の武装した者が2隻のPUMPBOATに乗船したのが目撃されており、こちらのグループもセンポルナでの誘拐計画に関与する可能があるとのことです。
3.サバ州東海岸沖を航行する船舶には、同周辺海域を通過する際は、特に警戒を強めるよう呼びかけられています。なお、当該海域は、「危険情報レベル3:渡航はやめて下さい(渡航中止勧告)」が発せられています。
4.上記海域を航行中あるいは航行予定の皆様にあっては、周辺の警戒を怠らないようにしてください。また、その他の皆様も、当該海域では誘拐リスクがあることを認識し、現地には赴かないようにしてください。

 

(問い合わせ先)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

 

記事掲載日時:2018年10月28日 23:32