icon-plane 「日本とマレーシアの歯科医療の違いは?」デンタル講演会を開催中

「日本とマレーシアの歯科医療の違いは?」デンタル講演会を開催中

 

11月2日、3日の2日間、クアラルンプール郊外で日本人歯科医師によるデンタル講演会が行われている。11月2日の午前中の会に参加したのでレポートする。(マレーシアマガジン=野本響子)

 

「マレーシアの歯科医療のレベルが高いって本当なの?」
「子供の矯正をマレーシアで始めても大丈夫?」
「マレーシアの歯科で治療したら、根っこの治療は別の病院に行けといわれた。これはなぜ」
マレーシアにいると日本との治療方針の違いに戸惑うことは少なくない。

 

マレーシアマガジンがお世話になっているさくらデンタルクリニックさんでの講演会。正直、期待以上に面白く、常識を覆されるような話が満載。まったく歯科医療に興味のない人にもお勧めできる、現場ならではの話が聞けた。

 

療法人社団峰瑛会の濱克弥理事長は、マレーシアに惚れ込んで、マレーシアにお住いの日本人の方に何か貢献したいと思っている歯科医師だ。
現在、東京都千代田区の市ヶ谷番町歯科クリニックで診療しており、さくらデンタルクリニックの監修をしながら、日本とマレーシアでの歯科医療の連携を行なっている。

 

歯列矯正のトレンドから虫歯にならない方法まで

 

濱先生によれば、歯列矯正の流派はいろいろあるが、大きくヨーロッパ風とアメリカ風があり、今はオーストラリア風が強くなっているという。
そのほか、歯列矯正はいつ始めるべきなのか。日本とマレーシアの医療免許制度の違い。マレーシアのドクターの等級の話。老人が増える今、残った歯に新たに起きている問題とは何か? という話。虫歯を減らすのに本当に必要なのは栄養と膵液の状態であるという話ーーなどなど。

 

中には「ここまで話してもいいのかな?」と思うほどの裏話が続出し、1時間があっという間。日本の常識とマレーシアの常識の違いに驚くと共に、自らの無知を知った。「最初はこちらのドクターに教えてあげようとこちらに来たが、今では僕の方が勉強している」という濱先生は一体何をみてそう思ったのか。終了後は参加者から自分の体験談や質問もあいつぎ、活発な会となった。会の終了後は個別相談会で、具体的な悩みを相談することもできる。
今現在、3日10時からの後援会のみ、空きがあり、そのほかは満員。希望の方は予約を。

 

11月2日(金)・11月3日(土)の2日間
10:00~13:00/14:00~17:00
・国際的な虫歯予防と治療のトレンド

・歯並び治療の実際
・
歯並びが悪くなる原因と対策

・マレーシアの医療情報とホスピタリティ

・日本とマレーシアのそれぞれの歯科治療

・寿命100年時代に向けて
 

 

□子供の歯並びについては、世界的に関心が高まっています。
どのような時期にどのような方法で治療するのか、世界的スタンダードをお話しします

□世界的な流れは「治療」から「予防」へ。虫歯治療の国際的な流れとは?
□おとなの歯並び治療も大きく変わってきており、より効果的で目立たない歯並び治療の方法治療期間など。

 

 

参加費
無料
 

 

*予約制
電話もしくはLINEにて承り中
電話:017-667-6149(日本語専用ダイヤル)
LINE:Sakura.dental.my
 

 

 

定期的な健診、クリーニング、自覚症状が無くても気軽に歯科医院へお越しください!

 

さくらデンタルクリニック

 

診察日
午前の部 9時〜13時 午後の部 14時〜18時
休診日 毎週日曜日、月曜日とセランゴール州の祝日

 

C-01-02,Capital 3, Oasis Square.No.2 jalan PJU 1A/7A,Ara Damansara,47301 Petaling Jaya,Selangor
日本語専用ダイヤル 017 667 6149
LINE(日本語)sakura.dental.my

 

https://sakuradentalmy.com/

記事掲載日時:2018年11月02日 14:26