12月8日クアラルンプールでのデモに注意

 

12月8日にクアラルンプールでデモが開催される予定だ。スターが伝えた。

 

12月8日午後2時〜6時にクアラルンプールの中心地、ジャラン・ラージャ (Jalan Raja) で国連ICERDに対する抗議集会が開催される。12月3日、クアラルンプールの市長が承認を出した。野党のUmmoとPASなども参加を表明し、大規模なものになる可能性が高い。

 

国連の「すべての人種差別撤廃条約（ICERD）」に反対するデモ。ICERDはあらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約。ブミプトラ（マレー人優遇政策）が修正されるかが一つの焦点となっている。複数地元紙が、人種間の暴動に繋がるのではないかと懸念しており、注意が必要だ。

 

9月の国連総会で、マハティール・モハマド首相の演説の後、パカタン・ハラパンが率いる政府は、人権条約を批准すると発表し、その後、論議を醸している。マレーシアは、北朝鮮、ミャンマー、南スーダンなどと並び、ICERDを批准していない国の一つだ。

 

記事掲載日時：2018年12月04日 07:59