マレーシアで日本語スピーカー向けの就活フェア開催

 

マレーシアで初となる日本語スピーカー向けの就活イベントがテイラーズ大学で行われた。（マレーシアマガジン＝角川佳蓮）

 

2018年10月27日、マレーシア日本人学生会（JSAM）主催の就活フェアがテイラーズ大学で開催された。学生会主催で日本語スピーカー向けの就活フェアが開催されたのは初めてだ。

 

日本語を話せる人材を求める企業と、就職に対する疑問や意欲を持った学生をマッチングさせる「機会」を設けるのが今回のイベントの目的。開催の背景には、日本語を話せる人材を求めている企業はいくつもあるのに、その事実を知らない学生が多いという現状がある。

 

当日は日系企業を含む13社がブースを並べ、日本語を話せるローカルの人々、マレーシアの日本人学生など総計131人がイベントに参加した。オープニングセミナーでは各社のショートプレゼンテーションが行われたほか、ゲストスピーカーによる「マレーシアで学ぶことの利点&今できること、すべきこと」がテーマの講演会も開催された。企業ブースでは参加者が企業に個別相談できる機会もあり、実際に複数のマッチング成功例が報告された。
第二回就活イベントの開催は４月末ごろを予定している。

 

記事掲載日時：2019年01月09日 22:26