icon-plane 語学交換と寿司作りのイベント「Language Exchange with sushi」

語学交換と寿司作りのイベント「Language Exchange with sushi」

 

クアラルンプールで、日本語スピーカーと英語スピーカーの交流の場として、「Language Exchange with sushi」が開催された。実際にイベントに参加してきたのでその様子をリポートする。(マレーシアマガジン=角川佳蓮)

 

2019年2月9日、クアラルンプールのKLCCで、”Language Exchange with sushi”が開催された。日本語を話す練習をしたいと思っている人と、英語を話す練習をしたいと思っている人が交流する機会をつくるために開催されたイベントだ。定員の15名を上回る応募があったという。日本語スピーカーと英語スピーカーの割合は12人対13人と五分五分で、会場は英語と日本語の入り混じった会話で盛り上がった。

 

 

手巻き寿司を作るコーナーも用意された。具材にはすべてハラル食品を使用。はじめに作り方のレクチャーがあった後は、それぞれが思い思いの具材をのせて寿司づくりを楽しんだ。イベントの参加者同士で作り方を教えあったり、寿司づくりをきっかけに会話が生まれたりする様子も見受けられた。

 

主催者であり、マレーシア日本人学生会(JSAM)の一員である菊池あみさんは今回のイベント開催の経緯について、「これまでにないLanguage Exchangeの場を作り、“おもしろい出会いが生まれる場”として、今までマレーシアでお世話になってきた人たちに還元したいと思っていた。思いついたのが日本食とLanguage Exchangeのコラボ。コミュニケーションに“食”をプラスすることで人と人が親しくなりやすい環境をつくると同時に、それが日本食であれば日本人としてのアイデンティティーも生かせると考えた」と話す。

 

日本人とマレーシアのローカルの人々が交流できる機会は意外と少ないように感じる。だからこそ今回の機会は貴重だったと思うし、参加者たちが「楽しかった!」と口を揃える姿は印象的だった。

 

 

記事掲載日時:2019年02月13日 10:21