マレーシアは、フェイスブックの新しい無線技術であるTerragraphのパイロットテストを実施する世界で2番目の国になる。2月18日、スターが伝えた。
マレーシアは、ハンガリーに次いで新しい無線技術であるTerragraphのパイロットテストを実施する世界で2番目の国になる。
Terragraphは、世界中のネットワークアクセスを劇的に向上させることを目指してFacebookが提唱した都市向けマルチノード無線システムで、街灯など既存の建造物にノードアンテナを設置することで、街全体をWiFiで包み込む。
Terragraphでは60GHzの周波数の電波を使用するが、これはテレビ放送や携帯電話のネットワーク接続に利用される周波数の100倍近い数値である。
高周波の無線信号はあまり遠くに届かないため、FacebookはTerragraphの基地局を200~250m間隔で設置することを想定している。
ただしFacebookが自前でネットワークを構築する考えはなく、インターネットサービスプロバイダーや通信事業者の協力を求めていた。そのパイロットテスト役としてマレーシアが一役を担うこととなった。
3月1日から始まる6ヵ月間にわたるパイロットテストには、平方キロメートルあたりの帯域幅の増加、高価な光ファイバー、ケーブルなど、将来都市部で直面するであろう課題を解決できるインフラとしての公衆無線LANおよび固定無線アクセスの提供が含まれる。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/02/18/malaysia-second-country-to-run-facebooks-terragraph-trials/?fbclid=IwAR2ZJdsUi3mFhKe-W1WZg3mYk6ABralP9_qM5s4bKTNyd1ZEauElrxk5xB8
画像=123ref提供
記事掲載日時:2019年02月22日 09:29