マレーシアの2018年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は前年同期比4.7%となった。JETROが伝えた。
2月14日、マレーシア中央銀行と統計局は、2018年通年の実質GDP成長率を4.7%と発表した。なお、2018年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率も同じ数字で、前年同期比4.7%。
2017年の前年比5.9%から1.2ポイント低下。中央銀行の予測値4.8%をわずかに下回った。第3四半期にマイナスだった純輸出はプラスに寄与したものの、民間投資の鈍化が影響した。項目別では個人消費が前年同期比8.5パーセントと伸びており、SST(売上税・サービス税)の影響は軽微。民間投資と公共投資が低迷している。
項目のグラフでは、サービス業と製造業がそれぞれ6.9%増、4.7%増と成長を牽引した。主要産業である電気・電子製品は6.9%増と前期から加速した。
全文およびグラフなどはこちらから読める。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/02/4064833b5c5a25c3.html
記事掲載日時:2019年02月27日 08:42