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クアラルンプールで日本のハラール産業についてのセミナーを開催

 

クアラルンプールで日本のハラール産業のビジネス機会についてのセミナーが行われた。(マレーシアマガジン=出水麻野)

 

2019年2月26日、日本のハラール産業のビジネス機会についてのセミナーが、MATRADE(Malaysia External Trade Development Corporation)で開催された。募集枠以上の参加応募があり、会場は100人以上の参加者で埋め尽くされた。

 

日本では、2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博などにより、飲食店やホテルで、訪日ムスリム観光客に対するサービスの需要拡大が見込まれる。また、留学生や外国人労働者の増加は、ムスリムの利用できる大学食堂メニュー、ケータリングサービスやインスタント食品の需要を押し上げると予想される。

 

セミナー登壇者の一人「ハラール・メディア・ジャパン」創設者の横山真也氏は、マレーシア企業にとって狙い目のハラール関連産業・業種・形態やビジネス成功の秘訣などについて説明し、参加者は熱心にメモをとった。

 

JETROクアラルンプール副代表の馬場啓爾氏は、本誌の取材に対して「マレーシア企業による日本のハラール産業への進出が、日本への企業誘致や投資、OEMなどにつながることが期待できる」と語った。JETROクアラルンプールと横山氏はこれまでもマレーシア各地で同様のセミナーを開催してきた。

 

 

MATRADEは、2019年4月3~6日、第16回 MIHAS(Malaysia International Halal Showcase)を主催する。今年は昨年以上の規模で、70ヵ国以上から800社以上が参加予定だ。

 

MIHAS公式ホームページ:http://mihas.com.my/

 

記事掲載日時:2019年03月03日 11:06