8月21日から始まったマレーシアでは最大級のファッションの祭典。初日の「Tourism Malaysia Fashion Night Out」ではマレーシアの伝統工芸バティックを使ったさまざまな作品が披露された。(マレーシアマガジン=野本響子)
8月21日から25日まで。クアラルンプールのパビリオンおよびファーレンハイトで、KLFWがはじまった。マレーシアでは最大級のファッションの祭典。さまざまなテーマのファッションショーが毎日趣向を変えて行われるほか、隣のファーレンハイトにて、ポップアップストアのコーナーも登場している。
初日の夜のハイライトは21時から行われた「Tourism Malaysia Fashion Night Out」。ここでは伝統的なバティックを使ったドレスのショーが行われた。
マレーシア観光局による「Tourism Malaysia Fashion Night Out」が披露された。マレーシア観光局にの主催するショーで、十二人のデザイナーが、それぞれマレーシアの伝統工芸であるバティックを使ったさまざまなファッションを発表。ラベン・L氏は、かつて日本の主催するサクラコレクションの勝者でもある。
ショーは21時半ごろから始まり、ワンピースからパンツスタイルまで、バティックを使ったさまざまなアイデアが披露された。
中には伝統的なバティックからは想像もできないようなモダンなデザインのドレスも登場。
ランウエイはメディアや関係者しか入れないが、パビリオンの上階から一般客もショーの様子を見ることができる。
なお、隣接するファーレンハイト88のGフロア入り口には、エシカル・ファッションを展開するEarth Heirなどのお店も出店しており、買い物も可能だ。Earth Heirは、他のサステナブルブランドであるUnplugやTanotiとともに、Fashion Revolutionの活動の一貫として、ポップアップストアを出している。
記事掲載日時:2019年08月22日 18:39