icon-plane 「サラワク盆フェス2019」に約800人が参加

「サラワク盆フェス2019」に約800人が参加

 

8月17、18日、「サラワク盆フェス2019」が東マレーシアのミリで開催され、約800人が参加した。

 

8月17、18日の2日間、東マレーシアでは数少ない日本文化関連イベント「Sarawak Bon Fest(サラワク盆フェス) 2019」が行われた。会場はサラワク州・ミリの「ココ・カバナ」。日本語を学んでいる学生や一般市民ら約800人が盆踊りやさまざまな日本文化を楽しんだ。

 

サラワク州のミリ科学中等学校(SMSミリ)が中心となって企画し、今年で2回目。国際交流基金(本部・東京)クアラルンプール日本文化センターなどが協力した。このイベントは昨年、同基金が東南アジアの中等学校などに派遣している現地日本語教師のアシスタントボランティア「日本語パートナーズ」がSMSミリで活動したことをきっかけに始まり、今年もマレーシアとブルネイで活動中の国際交流基金の日本語パートナーズのうち11人が日本文化の体験ワークショップ運営にかかわった。

 

日本文化の体験は、茶道、浴衣、和菓子作り、うどん作り、忍者、空手など13のテーマが設けられ、中等学校の生徒を中心に多くの来場者が参加。学校で日本語を学習している生徒も多く、日本語を使いながら茶道の作法を学んだり、読書を通して日本語に親しむ「多読(たどく)」に取り組む姿が見られた。空手のワークショップでは小さな子どもたちも見事な一撃で木の板を割り、大きな歓声が上がっていた。

 

和菓子作りを体験した生徒は「きなことあんこは初めて食べたけれど、とてもおいしかった」と笑顔。初めて浴衣を着た生徒は「浴衣はかっこいいですね」と楽しそうに写真を撮影していた。会場では漫画、弁当作り、灯ろう作りなどさまざまなコンテストもあり、参加者は真剣な表情で課題に取り組んだ。17日夜に行われた盆踊り大会では、やぐらの上で生徒たちが踊りの見本を披露し、その周りに来場者の大きな輪が広がった。

 

イベントは日本文化を楽しむだけでなく、日本語に関するクイズで点数を競う催しや、オンライン教材を紹介する国際交流基金のブースもあり、日本語学習の意欲を高める工夫が随所に取り入れられた。東マレーシアで日本語・日本文化に親しんでもらうイベントとして、来年も開催が予定されている。

 

記事掲載日時:2019年08月27日 22:43