icon-plane 難民の子供を支援するチャリティマルシェ&コンサート

難民の子供を支援するチャリティマルシェ&コンサート

 

9月14日(土)、チャリティマルシェ&コンサートが開催されます。(マレーシアマガジン=ポルカウスキー陽子)

 

9月14日、クアラルンプールのモントキアラで、難民の子供たちの支援をするためのチャリティ・イベントが開催されます。

 

<お知らせ>
誠に残念ながら予定しておりましたチン族の生徒達によるパフォーマンスは、ヘイズの数値が高く、子供達の体調を最優先とし、中止とさせていただきます。合わせまして、ミャンマーのお茶の葉サラダ、ミャンマーの布製品の販売も中止となります。
マルシェとカフェは予定通りに開催致します。どうぞよろしくお願いいたします。

 

前回6月のチャリティ・バザーに続いて二度目。会場は、モントキアラのオフィスビル、メナラ1MKプレミアスイーツ16階のプロテスタント系キリスト教会AGAPE NETWORK。ショッピングモール、1モントキアラに併設のビルです。入室には身分証明証(パスポートまたは運転免許証)の提示が必要になります。時間は午後1時から16時まで。

 

今回も、前回6月同様、このチン族難民が自主運営するCSO School Puchong (Chin Student Organization) でボランティア先生として活動するグループの呼びかけで集まりました。

 

子どもたちが描いた夢をモチーフにしたマグネットやピンバッチ、一点物のハンドメイドアクセサリー、日本のおばあちゃんが丹精込めて製作した温かみのある和小物、マレーシアイラスト限定アイテム、人気のワユーバッグ、チリガーリックなどを販売します。

 

今回は、チン族伝統工芸のスカーフも子どもたちが自ら販売します。

 

またカフェスペースにて、ミャンマー風サラダ「ラペトゥ」や、手作り餃子やチーズケーキや飲み物の販売も予定しています。CSOの子どもたちによる歌とダンスのステージや、校長のトークなど盛りだくさんの内容。

 

楽しいイベントを通して、財政難の学校存続のための費用を募ります。難民としてマレーシアに辿り着いた子供達は、義務教育が受けられず、衣食住にも苦労する環境の中で、自主的に学校を運営し、お互いに支え合いたくましく生きています。

 

6月にモントキアラResidensi22にて開催したチャリティ・バザーでは、目標金額を達成し、全校生徒47名を連れて森へピクニックへ行く費用を集めました。

 

 

今回は、その余剰金で子どもたちのプチョンからの交通費を捻出。これまで寄付にご協力いただいた皆様への感謝を伝えるため「自分たちも何かできることでチャリティに貢献したい」と、若き21歳のジョン・リアン校長の提案で、子どもたちによるパフォーマンスを披露することに。その願いを叶えるため、主催者チームが相応しい会場を探す中ご縁がつながり、モントキアラにあるプロテスタント系キリスト教会AGAPE NETWORKの山崎真由美牧師に会場提供のご協力をいただけることになりました。

 

この素晴らしい最高の舞台を得た子どもたちは、 懸命に毎日時間を惜しんでパフォーマンスの練習に励んでいます。ギターとドラム演奏で、11曲の歌とダンスをステージで披露します。また、ジョン校長と二人の中学生がトークに登壇し、難民としてマレーシアに辿り着いた経緯やこの国での暮らしについてお話します。15歳の生徒が総合司会を英語で担当し、筆者がナビゲーターとして英語と日本語でお話を聞きます。

 

是非、ご家族やご友人とご来場ください。

 

記事掲載日時:2019年09月09日 08:58